揉んだりほぐしたりするよりも効果的?【たったこれだけ】肩や腕が軽くなる!腕すっきりストレッチ
肩まわりのコリや疲れを軽減させるために揉んだりほぐしたりすることも効果的ですが、腕を伸ばすことで肩や腕の疲れがスッキリします。今回は簡単に疲れが和らぐ腕のストレッチをご紹介します。
いつも曲がっている肘
みなさんあまり意識していないかと思いますが、日常生活ではお茶碗を持つ、食べ物を口に運ぶ、家事をする、荷物を持つ、デスクワークするなど、肘を曲げる動きが多くあります。また、片方の肘を曲げてバッグを持つクセがある方や利き腕を長時間使うこと、スマホの操作などで片側の肘だけを曲げている姿勢が長く続くこともあるかと思います。
肘を曲げて固まった姿勢が長く続くことは肩コリの原因の一つです。
力こぶの筋肉
肘を曲げる時に働く力こぶの筋肉は上腕二頭筋で、筋トレやスポーツでも力強さを発揮する筋肉です。上頭二頭筋は肩・肩甲骨の前から肘の前まで付着しているので、肘を曲げるだけではなく肩・肩甲骨の動きにも関わります。
酷使して緊張が続いたり萎縮してしまうことで肩を前に引っ張ってしまい、肩コリや猫背につながりやすく、肩周辺のほかの筋肉にも影響を及ぼしてしまいます。
筋肉はさまざまな役割を果たしますが、血液を行き渡らせる役割もしています。血行不良を解消し、疲労物質が溜まらないように循環させることが大切です。
肩や腕が軽くなる!腕すっきりストレッチ
上腕二頭筋は肩と肘をまたぐ二関節筋です。肩甲骨の前(烏口突起外側)と肩甲骨の外側(肩甲骨の上結節)から肘の内側にある上腕の膜(上腕筋膜)まで付着しています。今回ご紹介するストレッチでは、肩腕がスッキリするだけはなく、以下のようなことが期待できます。
● 血行促進
● 肩コリの緩和
● 疲労回復
● 腕が軽く感じるようになる
● 姿勢改善
<やり方>
1)姿勢を正し、手のひら正面に向け、腕を肩の高さに伸ばす
2)腕を後ろへ引く
3)手首を内ねじりにし、手の平を後ろに向ける。そうすることで肘の付近に付着する筋膜が伸びます
エクササイズ中はゆっくりとした呼吸を意識するようにしましょう。
腕を後ろへ引く時に体をねじtたり、手首をねじる時には肩や腕が内巻きにならないように意識しましょう。
AUTHOR
竹内結子
ヨガインストラクター 。ホットヨガやスポーツクラブでヨガを体験し、もっと学びを深めたいとの思いから様々な流派のヨガメソッドを経験、さらには指導者資格を取得するに至る。ヨガへの学びを深める中で中医学と出会い、中医学関連の資格も取得。見えない心や感情、身体への理解を求めて東洋、西洋の視点で勉強中。RYT200、ケン・ハラクマのアシュタンガヨガプライマリーシリーズTT、シニアヨガ、中医養生ヨガ®初級中級、中医学女性の体とマタニティ、四季養生ヨガ、JOPHEE中医学骨盤モジュールTT修了。
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