若さは「腸」から。管理栄養士が教える、腸がよろこぶ「居酒屋フルコース」とは?

 若さは「腸」から。管理栄養士が教える、腸がよろこぶ「居酒屋フルコース」とは?
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松田 真紀
松田 真紀
2024-09-19

若々しい印象を与える人は、必ずと言っていいほど腸がきれいです。髪や肌つや、代謝の良い引き締まった体、穏やかでハッピーな表情。それらは全て腸内環境が良い証拠だからです。そんな理想的な腸活メニューが手軽な居酒屋メニューにあるんです!今宵は腸活スポット=居酒屋へGO!

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腸をきれいにすればー若くいられる!太りにくくなる!

「腸はダイエット成功の鍵を握る」

腸内環境を整える、つまり、腸内に善玉菌を増やすことが肥満を防ぎ、若い体を作る秘訣であることは、もう常識ですよね。

善玉菌の数は、加齢に加えて、ストレス、食生活の乱れによるダメージで減少します。肥満になるということは、腸内の善玉菌が減って悪玉菌が増えている結果とも言えます。

こうなると「肥満ホルモンのインスリンが増える→善玉菌が減る→ますます太りやすくなる」という肥満スパイラル、老化スパイラルが待っています。

善玉菌を増やすには、エサとなる「食物繊維」が豊富な「居酒屋フルコース」とは

①「サバの味噌焼き」

青魚の中でも鯖は抗炎症作用が強く、腸の炎症を防ぐオメガ3が豊富。

また腸内のホルモンの分泌を助けるビタミンDも含まれ、若さと健康を保つ栄養素が多いのが特徴です。

発酵食の味噌は善玉菌を増やすエサの働きをします。ただし、味噌は焦げすぎに注意。ほんのり炙る程度で、酸化物質であるAGESを取りすぎないようにしましょう。

②「冷奴」

サバなどの青魚は酸化しやすい脂。だから抗酸化作用の高い大豆イソフラボンを豊富な豆腐が有効。

③「長芋漬け」

長芋は水溶性食物繊維は善玉菌のエサになるだけでなく免疫力アップや老廃物を体外へ排出する腸の掃除効果。漬物にすることでさらにパワーアップ。

 

いかがでしたか?美味しく楽しく、腸活しましょう。今宵も居酒屋へGO!

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AUTHOR

松田 真紀

松田 真紀

1972年、兵庫県生まれ。管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。アスリートフードマイスター3級。女子栄養大学卒業。株式会社バードワークス代表取締役。1994年、明治乳業株式会社入社。その後、電通など広告代理店勤務を経て、2014年、スポーツと健康に特化した「食プロデュース」を行なう株式会社バードワークス設立。自ら18才から15年以上20kgの体重増減、摂食障害に。苦しいダイエット生活の末辿り着いた、外食、コンビニ、レンチン、OK!ラクして食事を楽しむダイエットを提案する管理栄養士として300以上の施設団体など多方面で活躍中。著書『居酒屋ダイエット』(三笠書房)。趣味はトライアスロン、100kmウルトラマラソン、フルマラソン、全米ヨガアライアンス200習得中。



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