体が硬い人こそ補助具を使おう!【運動の幅が広がる】「あると便利」なブロックを使ったヨガポーズ3選
体が硬いからヨガはできない、と思っていませんか? 体が硬いけどヨガをしてみたい、と思っている人は、「ヨガブロック」という補助具を使うことで、できるポーズの幅がぐんと広がります。こちらの記事では、ヨガブロックを使った、気軽にトライできるヨガポーズをご紹介します。
体が硬くなる理由
ケガや病気、運動不足により長時間筋肉を使わないと、筋肉は痩せたり、短くなっていきます。そうすることで体が動かしにくなり、体が硬くなってしまいます。
他にも、ハードな運動などを行うことで筋肉が疲労し緊張が高まり、筋肉の柔軟性が低下する場合もあります。筋肉の柔軟性が低下すると、関節可動域が狭くなってしまうので、姿勢が悪くなったり、ケガをしやすくなったりするリスクも。柔軟性を高めることが大切です。
硬くなった体は「温める」ことが大事
体が冷えた状態だと、血行不良や交感神経の働きによって、筋肉が緊張した状態になり伸びにくくなります。体が硬い人は、お風呂上がりの体が温まっている状態でのストレッチがおすすめです。ストレッチは、痛みを感じるところまで伸ばしてしまうと筋肉が緊張してしまうので、心地よく伸ばせる範囲まで伸ばし、呼吸をしながら行っていきましょう。
体が硬い人にヨガブロックの使用をお勧めしたい理由
体が硬い人は筋肉が固まっていて、関節が思うように動かせません。ヨガのポーズには、筋肉や関節をしっかりと動かすものがあるので、筋肉や関節が硬い状態で無理をしてしまうと、ケガをする可能性があります。ヨガブロックを使うことで、今の自分の体の状態に合わせたポーズの取り方ができます。また、ポーズを安定させるサポートもしてくれるので、体の硬い人はヨガブロックを使うことがおすすめです!
ヨガブロックを使ったヨガポーズ3選
体が硬くて思うようにヨガポーズができない人におすすめの、ブロックを使ったヨガポーズを厳選して3つご紹介します。
立ったまま行う開脚前屈
①両脚を腰幅程度に開き、背筋をまっすぐ伸ばして立ちます。つま先から、二歩分くらい前の位置にヨガブロックを置きます。高さは、自分の体の硬さに合わせて調整してください。
②一度息を吸い、息を吐きながら脚の付け根から上半身を前に倒していきます。お尻を少し後ろに引き、背中をまっすぐ伸ばしたまま、呼吸を続けて30秒ほどキープします。
ダウンドッグ
①2つのヨガブロックを肩幅程度の間隔におき、その上に両手を乗せしゃがみます。ヨガブロックの高さは、自分の体の硬さに合わせて調整してください。
②お尻を天井方向に突き上げ、両腕の間に頭を入れて、背中をまっすぐ保ちます。両かかとは床から浮いても大丈夫です。
③呼吸を続けながら30秒キープしましょう。きつい場合は、ひざを軽く曲げて行っても構いません。
三日月のポーズのアレンジ
①膝立ちになり右膝を立てます。かかとはひざの下にくるようにしてください。
②床についた右足の両脇にヨガブロックを置き、手を乗せます。ヨガブロックの高さは、自分の体の硬さに合わせて調整してください。
③左脚をまっすぐ後ろに引きます。脚の付け根と前ももが伸びている感覚を味わいましょう。余裕がある場合は、ヨガブロックを右脚の付け根付近まで移動し、上半身をまっすぐ起こしましょう。
④目線は真正面を向いたまま、呼吸を続けながら30秒キープします。反対側も同じように行いましょう。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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