急増する現代病【目の疲れた頭痛にアプローチ】オフィスでできる30秒習慣「目を癒すツボ押しヨガ」
「目が疲れる」「目が霞む」「頭が痛い」などの不調に悩んでいる人は必見です!たった30秒で、目の疲れや頭痛をやわらげて脳内を活性化。仕事のパフォーマンスアップも期待できる、ツボ押しヨガをご紹介します。
眼精疲労や頭痛が起こる原因
スマホやパソコンを仕事で使用するのは当たり前の世の中になりました。そして無意識のうちに、目の疲れや頭痛など悩みを抱えている人が増えています。スマホやパソコンを長時間見続けると、
・眼精疲労
・霞目
・視力の低下
・ドライアイ
・頭痛
・肩こり
・首こり
・背中の痛み
・集中力の低下
といった目や頭、体の不調に繋がります。このような状態を少しでも改善するためには、こまめに目を閉じる時間を作ったり、お休みの日にはスマホやパソコンから離れて、空や緑など自然を眺める時間を作るなどを心がけてみましょう。
眼精疲労や頭痛に効果的な「3つのツボ」
私たちの体にある様々なツボは、人の身体を網羅する経絡上にある「気」の出入口です。それぞれ身体の部位や内臓機能と関連があり、その効果はツボによって異なります。
東洋医学では、ツボを刺激することで身体の反応を促し、機能を活性化。病気を予防することや根本から改善することを目的としています。ツボを刺激することで、血液循環や代謝を促進し、体内に滞った老廃物や「気」を流して疲労回復へ導きます。
●太陽(たいよう)
眉尻と目尻の間のくぼみにあります。ここを刺激すると、肩こりからくる「緊張性頭痛」をやわらげ、目の疲れやかすみ目などにも効果的です。
●天柱(てんちゅう)
後頭部、髪の生え際、中央のくぼみから左右に触れる太い筋線維の外側にあります。肩こり・眼精疲労・めまい・冷え・自律神経の安定に効果的。頭が重だるい時やぼんやりするとき、肩こりがある時に刺激してみましょう。
●風池(ふうち)
天柱よりも1cmほど外側にあります。頭痛・肩こり・風邪のひきはじめなどに効果的です。押しながら軽く頭部を後屈させるとしっかり圧が入ります。首・肩こりがひどい場合は、首回りを温めるだけでも効果的です。
たった30秒で目の疲れに効果抜群!「ツボ押しヨガ」
①頭と首の境の窪みに親指を当て、ツボを押します
②親指は同じ位置に置いたまま手のひらで後頭部を支えます
③頭を後ろに倒して胸を開きます
④ツボを押したまま息を吐き、体を前に倒し背中を丸めます
⑤3〜5回繰り返します
動画でも確認できます
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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