ポーズの質が変わる|LAフィットネス業界で主流の表現「Mobiliy」とは

 ポーズの質が変わる|LAフィットネス業界で主流の表現「Mobiliy」とは
Getty Images
RIKA KELLY
RIKA KELLY
2018-10-19
広告

では、ヨガではどのようにこのモビリティーを活かすべきでしょうか。

まず、(1)ヨガは筋トレやポージングではない事を再認識し、(2)各アーサナに入るときにそのアーサナで使っている関節、筋肉アラインメントに意識を傾けるということ。

例えば、ランナーズランジ(runners lunge)行うとしましょう。

ランナーズランジ
(Photo by Getty Images)

ただ前足を曲げて、後ろ足を伸ばし、手を上に上げるのではなく、腰筋、膝、尾てい骨、腰や肩の位置に細心の注意を払います。「前足は90度、前膝は前向き、太ももはお互いをハグするかのように、尾てい骨にも細心の注意を払って反らすことはせず、骨盤は真正面を向くようにし、肩はリラックスさせ、後ろ足かかとは天井に向かって真っすぐ」など、意識次第で、たったひとつのアーサナを行う中で、いかようにもモビリティー力はアップします。

初めからすべてのアラインメントを知ってヨガをすることは簡単ではありませんが、頭の片隅に”モビリティー”の概念があるかないかでアーサナの質が断然変わってきます。初めはインストラクターの指示に細心の注意を払って、その指示通り動き始めることから。そして徐々に自らも勉強しつつ、モビリティージャーニーを始めてはいかがでしょう?自分の体の可動域がどんどん広がっていき、アーサナの質も上がり、ヨガの練習もますます楽しくなっていくことでしょう。

 

文/RICA KELLY

ロサンゼルス、ビバリーヒルズを拠点に活躍するセレブ専任ヨガインストラクター。全米アライアンス協会RYT500取得。インスタグラム@ricaworld

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



Galleryこの記事の画像/動画一覧

モビリティ
ランナーズランジ