人によって程度も種類もさまざま【生理前のPMS】症状が軽く感じられるリラックスポーズ2選


生理前にくるPMSの症状。身体的、精神的に影響を与えるさまざまなトラブルに頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。今回はPMS緩和にオススメのポーズをご紹介します。
PMSとは?
PMSとは、Premenstrual Syndromeの略で、月経前症候群のことです。生理の3日〜10日程前から発症し、生理が始まると共に落ち着いついたり、なくなったりします。原因ははっきりと分かっておらず、症状も人それぞれ違うため、数えきれない程のトラブルの種類があります。
【身体的】
・胸が張る
・疲れやすい
・眠くなりやすい、または眠れなくなる
・肌荒れ
・食欲増進
・便秘になる
・むくみ
・頭痛
・肩こり
【精神的】
・イライラする
・泣きたくなる
・気分が落ち込む
・集中力の低下
・無気力

同じ人でも時期によって症状が異なる場合もあるため、予期せぬトラブルに振り回されることも。そんなやっかいなPMSと向き合っていくためには、ストレスを溜めないようにして、バランスの良い食事を心がけ、規則正しい生活を送ることが大切です。
おすすめポーズ2選
ヨガは心身ともにリラックスし、自律神経を整える効果もあるので大変おすすめです。ぜひ試してみてくださいね!
チャイルドポーズ
1. 正座になります。足の指は重ねず揃えましょう。
2. 息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら両手を前の床に遠くにつき、おでこを床につけましょう。
3. 腕は伸ばしきらず、ひじを軽くゆるめ、肩の力を抜いて呼吸を繰り返します。

三日月のポーズ
1. 四つん這いになり、右脚を両手の間に置きましょう。この時、かかとの上に膝がくるようにします
2. 後ろに伸ばした足の甲は寝かせましょう。
3. 両手を太ももの上に置き、上半身を起こします。
4. 息を吐きながら両腕を床におろし、吸いながら両腕を天井方向に持ち上げましょう。
5. 肩を下げて、ゆったりとした呼吸を繰り返します。
6. 四つん這いに戻ってから、反対側も同様に行いましょう。

監修医師/沢岻美奈子先生
産婦人科専門医・女性ヘルスケア認定医。
更年期で悩む女性を元気にしたい!という思いで神戸市内の婦人科クリニックで診療を行っている。幅広い世代の女性のかかりつけ婦人科医として、クリニックを受診する患者さんのリアルな声をインスタグラム「375taxi」やpodcast「女性と更年期の話」でも配信している。
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