【床に座って呼吸を5回】生理前の脚のつけ根のダルさ改善、ヨガポーズ&ストレッチ
生理前~生理中に感じる「脚のつけ根」のダルさを改善! ヨガのポーズ&ストレッチのやり方を紹介していきます。
生理前になると「脚のつけ根」がダルい
生理が始まる前や生理中に、脚のつけ根がダルくなったり、痛くなったりする――。
これは、ホルモンバランスの変化によって、体が水分をため込みやすい状態になっていることと関係しています。体のむくみが強くなること、体重が微増することなどで、関節や関節周辺にかかる負担が大きくなり、ダルさ・痛みを引き起こすケースがあるのです。
むくみは、月経前症候群(PMS)の代表的な症状のひとつ。運動をする習慣があまりないデスクワーク中心の方や、冷たいものをよく取る・お風呂はシャワーで済ますことで体が冷えやすい方は、定期的に筋肉を動かす、温めるなどして対策をするといいでしょう。
ここからは、脚のつけ根をゆるゆるほぐすヨガのポーズとストレッチのやり方をご紹介。生理前のデリケートな時期なので、好きなアロマを香らせたり、心が安らぐ音楽をかけたり、リラックスしながらおこなうのもおすすめです。
脚のつけ根のダルさ改善「ヨガポーズ&ストレッチ」
①ヨガ「真珠貝のポーズ」:やり方
1)足の裏同士を合わせた姿勢で座ります。恥骨とかかとを遠ざけ、脚をひし形にしましょう。左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)を床につけ、骨盤を立てます。
2)両手を脚の下から通し、手のひらを足の甲に添えます。姿勢がツラい場合、お尻の位置をうしろに遠ざけましょう。
3)息を吸いながら、腰から背筋を伸ばす~息を吐きながら、背中を丸めて前屈。額を足に近づけましょう。<回数:呼吸を5回>
②ストレッチのやり方
1)あぐらで座ります。左ひざを内側に倒して、90度を目安に曲げましょう。
2)息を吐きながら、上体を右にねじります。両手を右側の床につき、左右それぞれの脚のつけ根に心地よい伸び・圧による刺激を感じましょう。呼吸が楽にできるように、ねじりの深さを調節すること! <回数:呼吸を5回>
反対側も同様におこないましょう。
生理前~生理中のヨガやストレッチでは、締めつけが強くないゆったりとした服装で心身をリラックスさせてあげると◎。ぜひ、参考にしてみてください。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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