【脚の付け根の違和感を解消】寝ながら簡単!脚がスッキリ軽くなる「股関節の詰まり解放エクサ」
動いていてふと気になる「股関節の詰まり」。時には痛みを伴うものもあるため、運動のしずらさだけでなく、「今後きちんと足を動かせるのか?」など不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?本日はそれを予防・解消できる簡単な運動を紹介いたします。
「股関節の詰まり」ってどういうこと?
ヨガやストレッチなどをしていて、股関節を大きく動かした際に股関節が思う通りに動かない、脚の付け根のあたりに何かを巻き込んだような感じがするという話をよく聞きます。これが股関節が詰まるという感覚です。そういった違和感が起きることで左右の股関節の動かし具合に差が出たり、痛みにつながることがあります。
股関節が詰まる原因
股関節は骨盤の左右に位置し、胴体と両脚をつなぎます。股関節は体重を支えながら、脚を前後左右に広げる・外側や内側に回すといった様々な動作が可能なようにデザインされています。
股関節には歩くだけでも体重の約3〜4倍の力がかかるといわれていて、この大きな力を受け止めるためにも、骨盤と太ももの骨をつなぎ止める靭帯や筋肉が数多く付着しています。
これらの組織の機能低下、特に筋肉のバランス不良が股関節が詰まる原因とされます。骨盤と太ももの骨が衝突しそうになったり、その際に関節組織(関節唇や関節包)の挟み込みが起きることで痛みや違和感が出るといわれます。ですので、股関節周囲の筋肉の柔軟性を保つことが、詰まりの予防・解消になります。
ちなみに、股関節の前・内側の詰まりの原因になりやすいのは腸腰筋や大腿四頭筋、外・後ろの詰まりの原因になりやすいのは臀筋群や梨状筋とされます。
股関節の詰まり解消エクサ
日頃デスクワークなどで長時間座りっぱなし、作業中に立ちっぱなしになることが多いという方は股関節が詰まりやすくなります。いざという時に脚が動かなくならないよう、本日紹介する運動で股関節周りを刺激してあげましょう。
(1) 横向きに寝て下側の腕で頭を支え、下側の膝を曲げて正面に向ける
(2) 上側の手で全身を支えながら、頭から上側の足まで一直線になるように姿勢を保つ
(3) 上記の基本姿勢のまま、息を吸いながら上側の脚を上げる。この時に脚の付け根を引っ張るような意識をする
(4) 息を吐きながら脚を床につかないギリギリのところまで下げる
脚の上下運動を10回程繰り返します。片側が終わったら、もう片側も同様に行います。脚を上げる高さは余裕があれば高く上げますが、無理のない範囲で実践してください。
運動の詳細は以下動画でも確認いただけます
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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