POSE & BODY
理学療法士に聞くヨガのケガ予防|立位ポーズ反り腰の注意点を2つのポーズから検証
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2.ヴィーラバッドラーサナⅠ(戦士のポーズⅠ)の場合
これはNG
ウトゥカターサナと同じく、腕を上げたときにお腹の力が抜けていると、背側の筋肉で姿勢を支えなければなりません。その結果、首や腰の筋肉が縮まってしまうことに。
改善法:後ろ脚の骨盤を意識しポーズの安定感をUPしよう
後ろに伸ばした脚のほうの骨盤が前傾しやすくなってしまうので、より強く内腹斜筋を意識して骨盤を起こします。内腹斜筋が働くと下半身が安定するので、上半身が上に伸びやすくなり、ポーズが堂々としてきます。
HOW TO
1.両手のひらをお腹にあて、下から上へ引き上げるようにして内腹斜筋をONにする。
2.骨盤を起こして後ろ足を強く使う。下半身の安定感が得られたら、腕を上へ伸ばす。
POINT:骨盤が起きると足で強く床を押せる
教えてくれたのは...中村尚人先生
理学療法士、ヨガインストラクター。UTLにてヨガの解剖学の講師を担当。医療とボディーワークの融合、予防医学の確立を目指し活動中。「TAKT EIGHT」主宰。著書に『ヨガの生理学』(BABジャパン)がある。
モデルを務めてくれたのは...梅澤友里香さん
ヨガインストラクター、モデル。イベントやワークショップで講師を務めるほか、食・美・健康をテーマにしたヨガイベントも主宰。強く美しくしなやかな心と体をつくるヨガ指導に定評がある。メディア出演も多数。
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