【寝つきが悪い時におすすめ】お休み前の1分でカチコチの体の後面を緩める!片脚伸ばし前屈

 【寝つきが悪い時におすすめ】お休み前の1分でカチコチの体の後面を緩める!片脚伸ばし前屈
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体の後面は日中の疲れが溜まりやすい部分です。疲れたままの状態が続くと筋肉の硬さや血行の悪さにつながり、これが寝つきの悪さの原因になることも。そこで今回は、体の後面全体を優しくストレッチして硬さを緩めるストレッチをご紹介します。1ポーズだけ、1分あればできるのでぜひ試してみてください。

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硬くなりやすい体の後面

体の後面は筋力不足・運動不足・姿勢の悪さなどで疲れが溜まりやすく、硬くなりやすい部分です。夜になると背中・腰・お尻・もも裏などの硬さが気になる人は多いのではないでしょうか?

体の後面
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座りっぱなしや立ちっぱなしで圧迫された腰やお尻、もも裏も背中同様に筋肉が硬くなります。硬くなった部分は血流が悪くなって冷えやむくみの元に。日中の姿勢の悪さやストレスによって引き起こされる筋肉の緊張がさらなる不調につながることも。

そこでおすすめなのがストレッチで背骨を伸ばすこと。ストレッチで背中や脊柱周辺の筋肉の硬さや緊張が緩和されることで心身ともにリラックスし、寝つきの良さにつながっていきます。

体の後面をまとめて伸ばす!片脚伸ばし前屈

今回ご紹介するストレッチは、首の後ろから背骨、腰、お尻、ハムストリング、膝裏と体の後面を一度にストレッチできるため、パーツごとにストレッチするのはちょっと面倒と感じる人におすすめです。体の硬さが気になる人はクッションや枕を用意しましょう。

<やり方>

片脚伸ばしストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

1)両脚を伸ばして座り、右の膝を曲げて、右の足の裏を左の太ももの内側につけて右膝を外側に開く。膝を外側に開くのが辛いときには、クッションなどを膝の下に当てて高さをつける

股関節を開くことで、つながっているお尻や骨盤周りの筋肉の硬さも緩和されます。

片脚伸ばし
Photo by Kayoko Yoshida

2)左脚はまっすぐに伸ばしたまま、足首を90度にしてつま先を上に向け続ける(もも裏、膝裏が伸びる)

3)息を吐きながらゆっくりと上半身を前に倒して、頭を下げてあごを喉元のほうに近づけていく。首の後ろ、背中、腰、お尻、もも裏の伸びがちょうどよく感じられるところで止まり、両腕の力を抜き、手を床につく。深く倒れようとしなくて良い

4)そのまま5呼吸前後ゆっくりと呼吸を続ける。つま先をすねの方に向けるようにすると、伸びがさらに深まる

5)終わったらゆっくりと上半身を起こして、右脚を伸ばして左膝を曲げ、反対側も同じように行う。慣れてきたら上半身をもう少し深く倒してみる

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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片脚伸ばしストレッチ
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