【更年期の睡眠問題】「夜寝てるのに、昼間に眠くて仕方がない…」原因と眠気を和らげる3つの対処法
眠気に抗わないで10分眠る
どうしても眠いときは、短時間、眠ってしまいましょう。10分程度の短い昼寝をとると、頭がリフレッシュされ、集中力や注意力が回復します。すっきりするとパフォーマンスも上がりますよね。
10分眠るのが難しい場合は、目を閉じるだけでも効果があります。視覚情報を遮断することで脳への情報量を減らし、脳の疲れを軽減して、眠気を和らげることができます。
傾眠には要注意
同じ眠気でも、「傾眠(けいみん)」には注意が必要です。傾眠とは、声をかけたり、肩をたたいたりといった弱い刺激でハッと意識を取り戻すような軽度の意識障害です。周囲からはただ眠っているように見えますが、気づくと水分補給や食事を忘れてしまうことがあり、脱水症状や栄養不足につながることも。外に行くきっかけを失って、筋力が低下してしまうこともあります。
何か薬を飲んでいる人は副作用で起こることがあるほか、低血圧、認知症の初期症状など、病気が原因の場合もあります。“うとうと”が増えすぎている、眠気や集中力の低下することが急激に増えた場合、医療機関を受診するようにしましょう。
NPO法人ちぇぶらでは、更年期をよりごきげんに快適に過ごして行くためのヒントやアイデアを発信しています。更年期の症状別の対策ケア方法や更年期の体験談など気になる方は、ホームページ、YouTube公式チャンネル、Voicyをチェック! YouTube公式チャンネル更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」、Voicy 40代が美しく健康になるラジオで検索してみてくださいね。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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