【だる重脚には血行促進】羽のような軽い脚になる◎朝でも夜でも寝たままできる8分ヨガストレッチ

 【だる重脚には血行促進】羽のような軽い脚になる◎朝でも夜でも寝たままできる8分ヨガストレッチ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2023-11-16

「寝る前のだる重い脚を何とかしたいと」「朝起きた瞬間から脚がむくんでいる」「疲れが取れていない」そんな時におすすめ。布団の中で寝たままできる血行促進ストレッチを試してみて!

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だるくて重い脚の解消は血流アップがカギ!

疲れの原因といわれる乳酸は、身体の中では筋肉でエネルギーを作るとき、糖(グリコーゲン)が分解されてできる物質です。激しい運動をした後に蓄積することから『疲労物質』とも呼ばれていました。

最近では、乳酸が作られる過程で発生する水素イオンなどの作用で、筋肉のpHバランスが酸性に傾くことが疲労の一因と考えられています。(厚生労働省e-ヘルスネットより一部引用
血液中の乳酸は、肝臓でグリコーゲンに再合成され、再びエネルギー源として利用されますが、肝臓に乳酸を運ぶためには血流が重要。つまり、疲労を回復させるために、ストレッチをしたり軽い運動やマッサージをする理由は、筋肉に直接働きかけるだけでなく、血流を良くするという目的もあります。

寝たままできるヨガストレッチにトライ!

だる重いと感じる時は、疲労物質の停滞に加え、むくみも重なっていることが多く、どちらも血流を良くすることによって改善する可能性大!
寝る前に今日の疲れを流しておきたいという時も、脚が重たくてスッキリ起きられないという朝も、布団の上で簡単にできるエクササイズを行っていきましょう!
 

仰向けの状態からスタートします


1.両脚を持ち上げて、ブラブラと揺らし関節を緩める

2.右脚を抱えて、膝でうずまきを描くように回す。最初は膝を抱えて小さく→徐々に膝を伸ばし大きく回す。反対回しも同様に

3.右手で膝を抱え、外に開き、内ももを左手でさする。そのままの姿勢をキープし、内ももをストレッチ

4.右膝を左脚の向こう側にもっていき、体をねじったら、太ももの外側を右手でさする。そのままねじった姿勢でストレッチ

5.右膝を中央に戻したら、膝を曲げてカカトを外に出して床に置き、太ももの前側をさする。そのまま太ももの前のストレッチ

1~5まで終わったら、両脚を伸ばして仰向けになり両脚をゆらゆら~としてみると、右脚が軽くなっているのを感じられるでしょう。

逆側も同じように行ってみましょう!

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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