リュックやバッグを背負うと肩がこる人必見【すぐ軽くなる】肩こり解消斜め背伸びストレッチ


多くの方がバッグを片側に持っていて肩がだるくなったことがあるのではないでしょうか。片側重心が良くないからとリュックにしてみても、やはり肩こりの原因になってしまいます。そこで今回は簡単にできる肩こり解消ストレッチをご紹介します。
肩こりの原因
肩こりの原因はいくつか考えられますが、大きな原因の一つが血流制限です。長時間同じ姿勢でいる、身体を動かさないなどによる血行不良だけではなく、荷物で肩が圧迫されることも身体にとって大きなストレスになります。肩が圧迫されると筋肉や血管が圧迫され、筋肉に通っている神経も圧迫されることでだるさやしびれも感じやすくなってしまうのです。
まず、普段あまり体を動かさない人の場合は、一日数分で良いので意識をして体を動かす時間を作りましょう。体を動かすことで筋肉がほぐれて血行が良くなります。そして、バッグやリュックによる圧迫ですが、荷物を持たないわけにはいかないので、こちらも日頃のメンテナンス、つまり身体を動かして血流を促す必要があります。
肩こり解消には肩甲骨がポイント
肩こりを解消するには、肩甲骨の動きを良くすることが大切です。肩甲骨を動かすと肩の動きも良くなり、肩まわりの血行が良くなります。

背中側の肋骨の上にある肩甲骨は浮遊している骨です。肩甲骨は鎖骨と繋がっているだけで、肋骨とは関節を作っていません。肋骨に沿うように動く肩甲骨は筋肉によって色々な方向に動ける分、筋肉の影響をとても受けやすいです。そのため、肩甲骨の動きを良くするには肩甲骨まわりの筋肉を伸び縮みさせることが大切です。
実際に肩甲骨を動かそうとすると、ゴリゴリ音がする人もいます。肋骨はカーブを描いていて、その上を肩甲骨が滑るように動くため、このカーブに沿ってうまく肋骨が滑るようにしてあげるとスムーズに肩甲骨が動いてくれるようになります。

カーブを揃えるには、肩甲骨が外転、つまり肩甲骨が肋骨の外側に向かって滑る時に背骨を丸め、肩甲骨が内転、中央に向かって滑る時に背骨を反らせると良いです。背骨と肩甲骨を負担なく連動させることで肩甲骨が無理なく動き、肩まわりの中でも特にリュックや斜めかけバッグで圧がかかる胸の前や、肩甲骨の安定性に大きく関わる脇の下の筋肉が活性化しますよ。
肩こり解消斜め背伸びストレッチ
<やり方>

1)胸の前で手を組み、息を吐きながら手を斜め上に伸ばす。腕の間に耳がくる位置まで背中を自然に丸める(肩甲骨外転)

2)組んだ手をほどき、息を吸いながら肘を曲げて後ろに引く。胸を張って肩甲骨を内側に寄せる(肩甲骨内転)
3)1つの動作につき5カウント、呼吸に合わせてこの動作を繰り返す
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