【ガチガチ背中】上に伸びるだけじゃダメ!すきま時間にできる背中のコリ解消3方向ストレッチ
起床時やデスクワーク後に、思いっきり伸びをしたくなりますよね?そこにもうひと動作加えると、更に心地良く伸びを深められますよ。
背中がガチガチになる原因
筋肉が硬くなる原因はいくつかありますが、主に
● 姿勢不良
● 運動不足
● 自律神経の乱れ
● ストレス
● 冷え
などが挙げられます。普段の活動にもよりますが、30分〜1時間ほど同じ姿勢でいると血流が悪くなり、筋肉は硬くなってしまうと言われています。また、寒い季節は身体が冷えやすく筋肉が凝り固まってしまいます。
特に背中の筋肉は猫背や巻き肩などの姿勢不良の状態が続くとコリや張りを引き起こし、首や腰の痛みの原因にもなります。
背中のコリ解消のために伸ばしたい3つの筋肉
身体が凝り固まってると感じた時、手を上の方に伸ばしながら体を伸ばすことが多いと思います。しかし、それだけでは伸びる方向が一方向となり、背中全体を伸ばすことができません。背中の筋肉を伸ばすには、3つの筋肉を様々な方向に伸ばす必要があります。
僧帽筋
首から肩、背中まで続く、ちょうどパーカーのフードを垂らしたように付く筋肉です。首や肩甲骨の動きに関わります。
広背筋
背中から脇の下、腕へ続く筋肉。肩甲骨や腕の動きに関わります。
脊柱起立筋群
背骨の脇を沿うように、頭の下から骨盤まで続く筋肉。姿勢を保持したり、背骨の動きに関わります。
ガチガチになった背中にはこの3つの筋肉を伸ばすことが効果的です。
今回は3つの筋肉を同時に伸ばせるストレッチをご紹介します。デスクワーク中でも行える、すきま時間にぴったりなストレッチです。映画を観た後や長距離の運転後にもおすすめです。伸びをしたいと思ったら、ぜひこの3方向ストレッチをプラスして行ってみてください!
すきま時間にできる背中のコリ解消3方向ストレッチ
<やり方>
1)床でも椅子でも良いので安定して座り、両手を広げて下ろす
2)息を吸って両手を持ち上げ、頭の上で指を組む
3)手のひらをひっくり返して、天井を押すように伸びをする
4)息を吐きながら、手が遠くを通るように上半身を右へ倒し、背中を丸める
5)息を吸って戻して、吐いて左側に上半身を倒す
6)片側3回ずつ行い、最後にもう一度天井を押すように伸びをする
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
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