自然に痩せ体質になってお腹もペタンコに【腹筋が苦手な人必見】体幹強化のための2ステップエクサ
腹筋運動で体を起こすことがつらい方必見!効果的な腹筋の方法を知り、腹筋だけでなく体幹全体で姿勢を保つことができる筋力を身につけましょう。体幹のスイッチが入ると、姿勢が良くなったり、歩くのが早くなるため、自然と痩せやすい習慣も手に入れることができます!
本当の体幹とは?
腹筋をしたいけど、体を起こす動きが苦手、腰が反ってしまうなど、腹筋がうまくできない方は、腹筋だけでなく体幹を意識した強化が大切です。
体幹とは、一般的にはお腹・背中を含めた胴体周りを表していることが多いですが、解剖学的にいうと頭蓋骨から骨盤までの範囲(手足を除く胴体部)を指します。背骨のつながりを意識し、頭から骨盤までをしなやかに動かせるようになると、腹筋運動も行いやすくなるかもしれません。
体幹強化のために意識したいインナーマッスル
体幹をしなやかに動かせるようになるためには、インナーマッスルを使えることが不可欠です。まずはインナーマッスルとアウターマッスルのそれぞれの特徴から理解していきましょう。
アウターマッスル
●身体の表層にある筋肉。一般的に、手で触って感じられる筋肉を指す
●力を発揮することが得意だが、持久性が低い
●瞬発力を発揮する時にパワーを発揮するが、細かいコントロールが苦手
●身体を大きく動かすためにパワーを発揮することが得意。柔軟な動きは苦手
インナーマッスル
●アウターマッスルより深層にあり、表面からは見えない、または触れないものが多い
●力は弱いが、持久性が高い
●細かいコントロールが得意で素早い動きの時に力を発揮する
●身体を大きく動かすよりも関節を安定させる動きで使われる。柔軟に動くのが得意
腹筋のインナーとアウターを両方強化しよう!
体幹を鍛えていくには、①インナーマッスルのトレーニング→②アウターマッスルのトレーニングの順でエクササイズを行っていくと効果的です。しかしインナーマッスルは意識しないと動かしづらく、アウターマッスルをすぐに使ってしまうという特徴があります。インナーマッスルのトレーニングは地味な動きですが意識的に丁寧に行った上で、アウターマッスルのトレーニングを行っていきましょう。
お腹のインナーマッスルのトレーニング(腸腰筋)
1.横向きに寝て、右腕を腕枕にする
2.両ひざを90度に曲げて姿勢を安定させたら、左膝をアゴに近づける
3. 左脚を伸ばし斜め後ろに引いて、股関節を伸ばす
2~3を繰り返して行いましょう。膝を引き寄せてくるときに、お腹のインナーマッスル=腸腰筋を使っていきます
反対側も行いましょう。
▼動画で詳しくチェック
お腹のアウターマッスルのトレーニング(腹直筋)
1.マット仰向けになり膝を立て、膝の間にクッションやフォームローラーなどを挟む
2.両太ももを手で抱え、クッションをつぶしながら、背中を丸めるー反らすを繰り返す
3.さらにレベルアップしたい方は、両手を太ももから離し、前ならえの状態で状態を倒すー起こすを繰り返す
▼動画で詳しくチェック
ぜひお試しください!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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