筋トレ不要!もみほぐすだけ!【1回で3〜5センチも前屈が深まるアイデアストレッチ】

 筋トレ不要!もみほぐすだけ!【1回で3〜5センチも前屈が深まるアイデアストレッチ】
本田雄介
本田雄介
2023-10-29

柔軟性を高め前屈を深めるための練習はたくさんありますが、今回は「呼吸」という視点から考えてみましょう。これだけで本当に変わるの!?と思う人もいるかもしれませんが、ぜひ続けてみてください。

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呼吸が整うと体も動きやすくなる

ヨガのレッスンにおいて呼吸が重要視されていることは、ご存知の人も多いと思います。呼吸にはたくさんのメリットがあるわけですが、代表的なのは、呼吸を整えることで自律神経が整うことではないでしょうか。緊張していると呼吸は早くなり汗をかいたりしますし、リラックスするとゆっくりとした呼吸になり筋肉もゆるみます。呼吸によって心身のバランス(自律神経のバランス)に影響が出るということです。

今回はそんな呼吸が筋肉にアプローチする点に注目してみましょう。呼吸がしやすくなれば体も動かしやすくなりますし、気持ちの安定にもつながります。体が硬い人は、実は呼吸も浅い傾向がある場合が多いです。

横隔膜もみほぐし

まずは立って座ってでもいいので、今の前屈の状態をチェックしておいてください。エクササイズ終了後に比較してみましょう!

横隔膜をほぐして腹式呼吸をしやすく

みぞおちのあたりに存在する横隔膜。

横隔膜は筋肉なので、この動きが悪くなると腹式呼吸に影響が出ます。腹式呼吸はお腹を膨らませる呼吸であり、内臓によい刺激を与えたり、内臓の位置を整えて姿勢改善にもつながると言われています。この横隔膜がとても硬い人や、押すと痛みを感じる人がいます。指先で圧を加えながらほぐしていきましょう。

①指先を肋骨の下にあて、肋骨の内側へ差し込みます。指の第一関節が埋まる程度が目安。

②息を吐きながら軽く体を前に屈めましょう。次に息をって体を少しだけゆるめます。

③指を中央から徐々に外側にずらし、圧を加える部分を変えていきます。

④脇腹のあたりまで行ったら、また中央に戻ってきましょう。

横隔膜
photo by Yusuke Honda

肋間筋もみほぐし

今度は肋骨の間の筋肉である肋間筋にアプローチ。まずは右の肋骨に左手の指を添えて、呼吸をしてみてください。手を変えて反対側も同様に。呼吸に合わせて肋骨が動いているのを感じられるはずです。この筋肉が硬いと肋骨の動きが悪くなります。肋骨は背骨や鎖骨までつながっているので、肋骨周辺の動きが悪いとさまざまな部分にも影響を及ぼします。

①右側の肋骨の間に左の指を添えさすっていきます。痛くなければ少し圧を強めてもOK。

②手を動かして肋骨の間を行き来しましょう。

③脇腹のさらに後ろの方まで手を伸ばしていきましょう。反対側も同様に行ってください。

横隔膜
photo by Yusuke Honda

これだけで前屈の深さが変わる人も

2つのストレッチをしたあと、再び前屈をしてみてストレッチ前と比べてみましょう。さすったり揉みほぐしたりするだけで、3~5センチ変わる人もいますよ! 

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AUTHOR

本田雄介

本田雄介

体ガチガチのアラフォーヨガ初心者から、ヨガインストラクターを目指す。インドでRYT200〜500修了。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。外資系アパレル企業勤務時、ワークライフバランス・グロースマインドセット等の学びに触れ、働き方や生き方を見つめ直すきっかけに。ヨガの持つ心身への幅広い効果も知り、現場発信に携わりたいと思い立つ。YMCメディカルトレーナーズスクール所属。Instagram:@honhon180



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横隔膜
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