【口呼吸だと姿勢が悪くなる?】猫背・反り腰改善!正しい呼吸のための「横隔膜ストレッチ」
気づくと口がぽかんと開いていることってありませんか? 長引くマスク生活で口が開いた状態が常習化していて、知らぬ間に口呼吸になっている人が増加しています。口呼吸になると酸素を吸いすぎてしまい、これが悪い姿勢の原因に。美姿勢を目指す呼吸法を手に入れるストレッチをお伝えします。
猫背を直したいなら横隔膜を強化しよう
横隔膜は正しい呼吸に重要な部分です。横隔膜を強化して美しい姿勢と健康な体を手に入れるために、正しい呼吸法を練習し口呼吸のくせを克服しましょう。自律神経のバランスが整い、心地よい姿勢を手に入れることができます。
呼吸は少しのストレスで乱れる
正しい呼吸は自律神経のバランスを保つための大事なカギです。交感神経(ストレス反応を促進)と副交感神経(リラックスを促進)の調和は、心地よい姿勢と健康な体を保つために重要です。しかし、スマホやパソコン作業など長時間の前屈み姿勢で浅くて早い呼吸が続くと、酸素を吸いすぎて体全体に効率よく酸素が運ばれなくなってしまいます。結果として、常に口呼吸をすることになり、交感神経が優位に。ストレスが増加し猫背や反り腰など体の姿勢が悪くなる、ということにつながります。
鼻呼吸に切り替える「肋間筋の柔軟性を高める」ストレッチ
肋間筋の柔軟性をを高めることで、胸郭を開き、呼吸が深くなり、口呼吸から鼻呼吸への切り替えをサポートします。
①仰向けに寝転び両膝を立てます。
②両膝を揃えたまま、脚を左に倒します。膝がずれないように左手でももの上を押さえましょう。
③息を吸いながら、右腕を開き、胸の前側と脇が気持ちよく伸びるところで動きを止めます。
④鼻から吸い口をすぼめてふーっと吐き、5秒息を止める。この呼吸を5回繰り返しましょう。
さらに動画で美姿勢を目指すならこちら
AUTHOR
吉田巴瑛
音楽療法士/クリスタルボウル奏者/ヨガ講師 幼少期より音楽に慣れ親しみ、3歳からピアノ、10歳から17年間トランペットを専攻。 音楽大学にて音楽療法士の資格を取得。音楽イメージ療法を軸にサウンドバスの活動を開始。 インド政府公認のヨガ講師に認定され、インド、スリランカ、タイなどで学びを深める。 2021年初めての書籍となる『吹奏楽ヨガ』が発売。 現在は新月と満月の月2回開催のサウンドバス瞑想 YouTube「自律神経を整えるヨガチャンネル」にて癒しのヨガを発信中。
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