体が硬い人だけ見て!椅子に座ったままできて股関節の可動域が広がる【鼠径部の詰まりをとるほぐし技】


座ったままの時間が長い時、いざ立ち上がろうとすると、股関節や腰に痛みや違和感を感じたことありしませんか? そうならないように、座ったままできる簡単なほぐしストレッチをご紹介します。体が硬い人も簡単にトライできます。
現代人は股関節が硬くなりやすい!?
股関節は上半身の体重を支え、下半身をスムーズに動かすために重要な関節です。デスクワークなどで座りっぱなしでいると股関節は長時間同じ位置に留まり、血液の流れが制約されることがあります。その結果、股関節の周囲の筋肉や靭帯に負担がかかり、硬直や痛みが発生するのです。
股関節をさまざまな方向に動かす運動を
そもそも股関節は、太ももの骨の先端の球体が骨盤の一部にはまっているような構造です。また、股関節周りは複雑に筋肉が重なっています。一方向への動きだけではなく多方向へ動かすことで、硬くなった股関節や周りの筋肉が柔らかくなり、動きやすくなることで違和感や痛みが改善されます。

股関節周りをほぐして詰まりをとるストレッチ
股関節周りの筋肉や筋を揉みほぐし、詰まりを取り除きましょう。
股関節周りの筋肉や筋を揉みほぐして、動かしやすい状態にする
①椅子に座り両足の裏を床につけ、背中をまっすぐ伸ばす。
②親指で脚の付け根の硬いところをグリグリと揉みほぐす。同時に残りの4本の指先で、ももの外側やお尻の横を揉みほぐす。
③違和感がなくなってきたら上半身をまっすぐ起こす。


股関節をぐるぐる回す
①椅子に座り片膝を胸の高さまで上げて、無理なく心地いいところで両手で膝をつかむ。

②膝に手を当てたまま、膝を外側に大きく回す。その時ももの付け根の股関節から動かして。
③両脚3周ずつ行う。

足の付け根と太ももの前側を伸ばす
①椅子に浅く座り片脚を後ろへ引き、前ももとももの付け根を伸ばす。
②伸びが足りなければ手で引いた脚のつま先をつかみ、かかとをお尻に近づける。そのまま3回深呼吸。
③脚を変えて同様に行う。

上半身を倒してお尻の外側ともも裏を伸ばす
①椅子に座り、片脚をもう片方の膝の上に乗せ、四の字の形を作る。(足首を痛めないよう深めにかけておく)
②太ももの外側を両手でつかみ外側に開くようようなイメージで力をいれる。
③息を吸いながら背骨を伸ばして、吐きながらゆっくり上半身を前に倒す。その時太ももの付け根から倒すように。そのままゆっくり3回深呼吸。
④脚を変えて同様に行う。


【ポイント】
・すべてのポーズに共通して、自然な呼吸をしながらリラックスして行いましょう。
動画を見ながらやってみよう
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