【反り腰の人は裏ももの筋力が弱い】パンパン前ももの解消にも繋がる膝立ちエクサ
反り腰姿勢が続くことによって起こりやすいのが前ももの緊張。緊張した部分をストレッチすると効果的ですが、弱くなっている筋肉がそのままの状態だと根本的な解決にはつながりにくいです。今回は反り腰の方にぜひ試して欲しいエクササイズをご紹介します。
反り腰で緊張しやすい筋肉と弱りやすい筋肉
人間の背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。一般的に反り腰と呼ばれる姿勢は、何らかの原因により骨盤が前傾し腰のカーブ(前側凸)が強くなってしまっている状態にあります。
そして、反り腰の特徴として前もも(大腿四頭筋)の硬さともも裏であるハムストリングスの弱さが挙げられます。大腿四頭筋は骨盤から膝にかけてつく筋肉で、ひとかたまりの筋肉としては人体最大の体積をもちます。膝を伸ばす動きなど日常生活でもあらゆる動きで使われる上、前体重などになることで硬くなりやすい部分です。硬くなることで骨盤の前傾をさらに助長することにもつながり、張りだして見える原因にもなり得ます。
骨盤の前傾が強まると坐骨が上がる形を招くため、坐骨から膝にかけてついているハムストリングスが伸ばされて弱体化しやすくなってしまいます。
人間の反射機能を利用しよう
人間にはある筋肉(主働筋)を収縮させた時に拮抗する筋肉(拮抗筋)が緩むという反射機能があります。これを相反神経抑制と言います。今回はハムストリングスを収縮させて大腿四頭筋を緩め、緊張しやすい部分と弱っているところに一気にアプローチしましょう。
相反神経抑制を使った膝立ちエクサ
<やり方>
1)壁の横でマットの上に膝立ちになり、壁側の足を前につく。膝が痛い方は膝下にタオルを敷いたりマットを折り曲げたりしておく
2)壁に手をついて、お腹を前に突き出さない姿勢になる
3)そのまま後ろ足をお尻に近づける
4)反対側も同様に行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
門馬里菜
医療機関にて事務職として勤務する中でヨガと出会う。ストレスからくる体調不良をきっかけに人生を見直し、ヨガインストラクターへと転身。現在は仙台市と地元である南相馬市の2拠点でヨガを伝えている。【取得資格】IHTAヨガインストラクター2級/小顔フェイシャルヨガインストラクター/IHTAヨガインストラクター1級/RYT200
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く