【憧れは鎖骨くっきりの美しいデコルテ】リンパを刺激して老廃物を流す「鎖骨ストレッチヨガ」
鎖骨がくっきり見えるデコルテは魅力的ですよね。デコルテ周りを刺激すると見た目はもちろん、リンパの流れも改善し免疫力もアップ。今回は猫背や首・肩こり解消にも効果的な、リンパを流す方法をご紹介します。
免疫力アップができる「鎖骨リンパ節」
全身のリンパの出口にあたるのがデコルテ周辺。常に流れの良い状態を保っているのが理想ですが、猫背や巻き肩、ストレスや疲労、運動不足などでデコルテ周辺が緊張すると、硬くなり滞りやすくなります。
鎖骨のリンパが詰まっていると、姿勢が悪くなったり、首や肩こりに繋がったり、フェイスラインがぼやけたり、見た目にも影響が出ることも。
しっかりケアして全身の老廃物を排出しやすい身体になることで、免疫力アップはもちろん、姿勢改善やすらっとした首、デコルテラインが手に入ります。
そもそもリンパとは?
血管から染み出た液体成分で、細胞を巡って老廃物を回収します。体内を網目状に走るリンパ管に取り込まれると、リンパ節でろ過され、最後はデコルテの静脈角から心臓に送り返されます。リンパ節では白血球がつくられ、ウイルスや細菌などの病原体を撃退する「免疫細胞」として、外敵の侵入に備えている、人間の健康維持に欠かせないものです。
リンパ節は体内に約800あるといわれており、特に頸部、脇の下、鼠径部、膝裏、デコルテ周辺に集中しています。
デコルテすっきり鎖骨ストレッチヨガ
鎖骨のリンパが滞ると、顔のむくみやたるみの原因に。鎖骨の上のくぼみを揉みほぐすケアや、胸を大きく開いて伸ばすポーズをおこなえば、リンパの流れがスムーズになり老廃物の排出が促されます。
首元すっきりストレッチ
1.楽な姿勢で座り、両手を重ねて両鎖骨の中央におく。
2.ゆっくりを頭を後ろに倒す。
ポイント:手を軽く下にひっぱり、あごを天井方向に向けて喉元を伸ばしましょう。
3.数呼吸したら目線を正面に戻す。ゆったり呼吸しながら3~5回繰り返しましょう。
魚のポーズ
1.仰向けになり、手のひらを下にしてお尻の下に入れる。
2.ひじで床を押して胸を開き、頭頂部を床につけた状態で5呼吸ほどキープする。
3.頭頂部~後頭部を床に滑らせるように元の状態に戻る。
ポイント:頭を動かすときは首を持ち上げないように注意しましょう。また2の姿勢の際、首を痛める危険があるため、絶対に左右に首を振らないようにしましょう。
立位の開脚前屈
1.脚を大きく開いて立ち、身体の後ろで手を組む。
2.息を吸って姿勢を正し、吐きながらゆっくりと脚の付け根から前屈する。
3.組んだ手を天井に上げるように意識しながら5呼吸ほどキープし、息を吸いながらお腹の力を使って起き上がる。
ポイント:胸の広がりを意識しながら、肩の力を抜いてポーズをキープしましょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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