【更年期世代の女性ホルモンを増やす】ツボの位置を知らなくてもできる「ツボ押しマッサージ&エクサ」
更年期の症状は、卵巣機能の低下によって起こる女性ホルモンの減少によって引き起こされます。少しでも女性ホルモンのバランスを整えるためには、婦人科系のツボを押して血行を良くして、卵巣周りの血流を改善することもひとつの方法です。ただ、ツボはなかなか見つけにくいもの。そこで今回はツボの位置を知らなくてもしっかりツボにアプローチできるマッサージ方法と、血流改善につながる簡単なエクササイズを紹介します。
足には婦人科系に関連するツボがたくさんある
皆さんは、足には婦人科系に関連するツボがたくさんあることをご存知でしょうか。例えば、くるぶしから指3本分上、骨(脛骨)の際にある「三陰交(さんいんこう)」、膝のお皿の少し下にある「陰陵泉(いんりょうせん)」、膝のお皿から指4本分お腹側の腿の内側にある「血海(けっかい)」と呼ばれるツボなど、さまざまなツボが足に存在します。
厳密に言えば、これらのツボを刺激することで女性ホルモンがググッとアップするわけではありません。しかし、これらのツボを刺激することによって血流が良くなり、子宮や、女性ホルモンを多く分泌している卵巣周りの血流も改善される効果があり、機能を果たしてくれるようになります。
ただ、ツボの位置を正確に見つけるのは、専門家でなければなかなか難しいものです。そこで、足全体をマッサージすることで、婦人科系に効果があるとされるツボも刺激できる、という方法をお伝えします。足全体をマッサージすれば、婦人科系のツボを刺激できるだけでなく、足のむくみの解消や疲れの回復にも効果があります。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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