更年期世代の辛い便秘を解消!腸内環境の乱れからくる更年期症状を和らげる【朝の腸活ストレッチ】
「便秘に悩んでいるけど、何を試してもあまり効果がない…」そう感じている人にまずチェックしてほしいポイントがあります。それはお腹の表面の温度と触り心地。腸の動きを理解した上で、便秘解消につながる腸活ヨガ試してみましょう!
こんなお腹になっていませんか?便秘になる人の共通点
便秘に悩んでいるという方、まずは自分のお腹を触ってみましょう。仰向け寝転んで、お腹の上に手を乗せてみます。
おへそのあたり、下腹などが冷えてはいませんか?
お腹が冷えているという方は、内臓型冷え性の可能性が高く
●疲れやすい
●気持ちがたまに落ち込む
●風邪をひくことが多い
●便秘や下痢になりやすい
●太りやすく、痩せにくい
といった症状が出るのも特徴です。いくつ当てはまりますか?
お腹の触り心地はいかがですか?
お腹の温度を確認したら次にお腹の触り心地をチェックしてみましょう!
長年、便秘に悩んでいる方は
●かたく凝っている
●むくんで重たい
●ガスが溜まってパンと張っている
こんな症状が当てはまりませんか?
また、更年期のお悩みを抱えた方にも隠れ便秘さんが増えています。
自律神経が整えば便秘ゼロの腸に近づく!
腸は食べ物を消化して栄養を吸収する器官です。栄養を吸収した後、便を作り体外へ排出する働きも行っています。
便秘になり、腸内環境が乱れると必要な栄養素が吸収できずに肌荒れ、むくみ、太りやすい、といった症状が出ます。
また、腸は「第二の脳」といわれるほど神経細胞が集中しており、特に副交感神経(リラックス神経)の働きを担っています。
つまり、腸内環境が悪くなって便秘になると自律神経も乱れてしまうため、ホルモンバランスにも影響がではじめる更年期の症状も悪化してしまう、ということになります。
腸を元気にして便秘を改善することは自律神経を整えることが今抱えていらっしゃる不調の改善への近道です。
みるみる便秘解消!自律神経も整う腸活ヨガ
お腹のコンディションは、日々変化します。
できれば、朝起きた後に確認してあげることでその日の食事や、生活スタイルにもいい影響が与えられるはずです。
ぜひ、朝の10分間この腸活ヨガを活用してみてくださいね!
腹式呼吸と共にお腹をチェック
①仰向けに寝転び、両膝を曲げます。
②腰が浮かないように、骨盤の向きを確認したら両手をお腹の上にのせて、鼻から息を吸って口をすぼめてふーっと吐く呼吸を繰り返します。
腸のぜん運動を促すトレーニング
①仰向けに寝転び、両膝を曲げます。つま先を天井方向に向けて、かかとを地面につけましょう。腰が浮かないように、骨盤の向きを確認します。
②自然な呼吸を繰り返しながら膝が90度になるくらいまで片脚ずつ持ち上げます。
③脚を持ち上げる時もおろす時も、腰が浮かないようにお腹の奥の方を意識しながら、左右交互に繰り返しましょう。
腸にダイレクトアプローチ
①両脚を前に伸ばして座ります。坐骨で床を押し、背骨をまっすぐ伸ばしましょう。
②左膝を立てて右脚にかけて、左の足裏を地面につけます。左のお尻が床から浮かないように、両坐骨を床に下ろすことを意識しましょう。
③息を吸いながら両腕をバンザイして持ち上げて、息を吐きながら右腕を腿の上に、左手をお尻の近く地面に下ろします。左手は体の後ろの床について体を支え、背骨を伸ばしましょう。
そのまま、5呼吸キープします。
キープしたら、反対側も行いましょう。
動画でわかりやすく行いたい方はこちら
AUTHOR
吉田巴瑛
音楽療法士/クリスタルボウル奏者/ヨガ講師 幼少期より音楽に慣れ親しみ、3歳からピアノ、10歳から17年間トランペットを専攻。 音楽大学にて音楽療法士の資格を取得。音楽イメージ療法を軸にサウンドバスの活動を開始。 インド政府公認のヨガ講師に認定され、インド、スリランカ、タイなどで学びを深める。 2021年初めての書籍となる『吹奏楽ヨガ』が発売。 現在は新月と満月の月2回開催のサウンドバス瞑想 YouTube「自律神経を整えるヨガチャンネル」にて癒しのヨガを発信中。
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