【汗をかかない】肩甲骨まわりの筋肉ほぐしストレッチ|暑くて湯船に浸かりたくない人必見!
「暑いからシャワーだけでも十分」と思いがちな夏。湯船に浸かるのは避けたい気持ちも分かりますが、夏の体は冷房によって思いのほかひんやり冷えています。凝りや疲れを感じる時は湯船で温めてあげたいところです。「でも、やっぱり暑くて湯船は無理…」今回はそんな時におすすめのストレッチをご紹介します。
体の凝り・疲労感がツラい…だけど暑くて湯船には浸かりたくないっ!
今年の夏も最高気温が35度を超える猛暑日がチラホラ。こう暑い日が続くと「湯船に浸かりたくない…」とシャワーのみで入浴を済ませる方も増えてくるのではないでしょうか。
しかし、夏の体は自分が思っている以上に冷えているもの。暑いと感じていながらも、冷房によって末端や内部がひんやりと冷えてしまっているのです。冷房で冷えた体は血流が悪くなり、血管や筋肉が硬くなってしまいます。デスクワーカーの方は特にこの隠れ冷えに注意が必要で、ひんやりとした風を浴びる&同じ姿勢のまま長時間過ごすことにより体に凝り・疲労感が生じやすくなるでしょう。
夏の隠れ冷え対策にはぬるめのお湯に10~15分ほど浸かって血管を広げ、血流をよくすることが良いのですが「暑くて湯船に浸かる気分になれない…」。そこでおすすめしたいのがストレッチです。
今回は長時間の同一姿勢で凝り固まりやすい上に、ストレスがかかると筋肉が緊張しやすい首~背中、主に肩甲骨周辺の筋肉の凝りをほぐして疲労感をすっきりさせるストレッチをご紹介します。汗をダラダラとかかずにできる優しめのストレッチなので、起床後や就寝前にもおすすめです。
汗をかかずに肩甲骨周辺の筋肉をほぐす! 凝り・疲労感すっきりストレッチ2つ
ストレッチ1:あぐらでスタート
<やり方>
1)あぐらで座り、骨盤を立て、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せる。下腹部と脚の力は抜いて、リラックスしましょう
2)両手の指先を体の前についたら、息を吐きながら前屈し、呼吸を5回繰り返す。肩甲骨を高く持ち上げるように前屈をして、首~背中のストレッチを深めましょう。
3)手の指先を右斜め前に移動させ、左の肩甲骨周辺の筋肉をストレッチ。 呼吸を5回繰り返したら、反対側も同様に行う。指先の位置を動かし、心地よいストレッチ感を得られるところを見つけてみてください。
ストレッチ2:正座でスタート
<やり方>
1)正座で座り、両足が肛門の脇にくるように、かかとを自然に開く
2)両腕を体の前でクロスし、手が届く場合は肩甲骨に軽く触れる
3)息を吐きながら背中を丸めます。骨盤を後傾させ、背中を自然にカーブさせたらあごを引いて頭を下げる。呼吸を5回繰り返す
4)息を吸いながら両腕を頭上に持ち上げ、手でそれぞれのひじをつかむ。腕の位置は、耳の横のラインが目安です。
5)息を吐きながら上体を右に倒す。呼吸を5回繰り返したら、反対側も同様に行う。腕はできるだけ真横をキープ、体の前や後ろに倒れないようにしましょう。
ストレッチのキープ時間や順番は目安です。体の凝り・疲れ具合によって調節してみてくださいね。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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