下腹部痩せにはまず伸ばす!【下腹ポッコリ解消】寝ながらOK!うつ伏せ大腰筋ストレッチ
太っているわけではないのに、下腹だけポッコリしていませんか?今回はそんなお悩みの方に、下腹部痩せに効果がある寝ながらできるストレッチをご紹介します。
下腹部だけぽっこりしちゃうのはなぜ?
標準体型や細身の人でも、なぜか下腹だけは出ている、または体重を落とすことには成功したけれど、下腹のお肉だけは落ちないと悩みの方はいませんか?
お腹全体をつまんで揺らしてみると分かるのですが、お腹の下の方にいくほどつまみにくく、脂肪が硬くなっていることも。実は下腹部は日常生活の動きの中では伸び縮みすることが少なく、他の筋肉に比べて動きが少ないのです。
下腹部の硬さや下腹ポッコリしてしまうのは、大切なインナーマッスルである腸腰筋が関わっています。腸腰筋とは、大腰筋・腸骨筋・小腰筋の総称で、小腰筋に関しては半数の人は消滅しているとされています。
腸腰筋の中でも、背骨から太ももの骨の内側につく長い筋肉である大腰筋は、背中側からぐるっと前面に回ってお腹を支えてくれています。良い姿勢を保つのに必須となる重要な筋肉で、内臓の位置を保つことにも貢献しています。この大腰筋が硬くなってうまく伸縮できなくなると、下腹部が硬くなるだけではなく、内臓下垂からくる下腹ポッコリも助長しかねません。
大腰筋を伸ばすことが下腹ポッコリを解消する第一歩。大腰筋にストレッチをかけながら引き締め、大腰筋と連動する腹斜筋にも刺激をたっぷり入れて下腹痩せを目指しましょう。
うつ伏せ大腰筋ストレッチ
脚を後方に引いてねじる動きで大腰筋は大きく伸び、それをうつ伏せで行うことで重力の負荷も加わるため、効果が絶大です。
<やり方>
1)うつ伏せになり、足は腰幅ていどに開く
2)左ヒザを曲げてから、おへそを左に向けて左足を右側の床に近づけるようにして身体をひねる。5~10秒キープしてもとに戻り、何度か繰り返す
3)反対側も同様に行う
片ヒザを曲げてから身体をひねる時は、曲げた足だけ動かすのではなく、脚のつけ根を反対側に押し出す感覚でひねるのがポイント。最初から大きくひねろうとしなくても良いので、繰り返すごとに徐々に伸びが深まっていく様子を観察してください。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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