そのむくみ、つり、太さ…【足首が硬いせいかも!】足首を柔らかくしてトラブルを防ぐふくらはぎほぐし

 そのむくみ、つり、太さ…【足首が硬いせいかも!】足首を柔らかくしてトラブルを防ぐふくらはぎほぐし
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脚がむくんだり、上半身に比べて太かったり、つりやすかったり。その原因は「足首の硬さ」にあるかもしれません。さらに足首が硬いと、ヨガのポーズがとりにくいといった影響も。足首が硬くなる原因を知り、改善ストレッチをお試しください。

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足首が硬くなる原因

足首
イラストAC

足首は日常生活で重要な部位

足首の硬さと日常生活にはあまり関係がないと思うかもしれませんが、足首は日常動作においてとても負担がかかる部位です。足首が硬くなるとそれを補うために、膝や股関節、骨盤、腰などに影響が出ることもあります。

ふくらはぎの硬さが原因の場合も

成長や捻挫などさまざまな要因が重なり、足首は硬くなります。ひと言で「足首が硬い」と言っても、足首周辺の筋肉や筋が硬くなっている場合もありますが、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている場合もあります。

ふくらはぎの筋肉は直接かかとまでつながっていて、足首を動かす動作にも使われます。そのため、ふくらはぎの筋肉を柔らかくすることで足首の硬さも軽減するかもしれません。

足首が硬いと脚に悪影響が及ぼされる

むくみやすくなる

足首が硬くなると、ふくらはぎを使わない歩き方になり、第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎのポンプ機能が低下。老廃物や水分が足に溜まりむくみの原因になります。デスクワークや、立ち仕事など、ふくらはぎを使う機会の少ない人は注意しましょう。

太りやすくなる

むくみや冷えが続くと、下半身の代謝が落ち太りやすい体質になります。反対に、足首が柔らかいと、正しい姿勢や歩き方ができ、基礎代謝が上がり痩せやすい体につながります。

扁平足になる

足首が硬いと徐々に足裏のアーチが失われ、扁平足の原因になります。扁平足とは、土踏まずのくぼみの形が崩れ、足裏全体が平たくなった状態のことです。土踏まずには、走ったり、歩いたりするときに足にかかる衝撃や力を調整するなどの働きがありますが、扁平足になると、運動や長時間立っていたりした際、疲れやだるさを感じやすくなります。

脚がつりやすくなる

急に身体を動かしたときに起きやすい「脚がつる」という状態。理由は栄養不足や水分不足、冷え、急激な寒暖差などが原因と言われています。足首が硬いとふくらはぎの動きが悪くなり、ふくらはぎの巡りが悪くなると、筋肉の細胞のミネラル分などの代謝がしっかりと行われなくなります。それが脚がつる原因の一つとなってしまいます。

足首を柔らかくするストレッチ

足首ほぐし

⒈長座の姿勢で両脚をまっすぐ伸ばし、両脚を大きく開く。力を抜きつま先を左右に1分揺らす。

⒉かかとを押し出しつま先を天井へ向け10秒キープ。続いてつま先を倒して伸ばし10秒キープ。繰り返し3セット行う。

⒊2の動きを、30秒間速く繰り返す。

⒋両足を前に伸ばしたまま、足首を内側、外側に5回ずつ回す。

ふくらはぎほぐし

あぐらで床に座り、片膝を立て、立てた方のふくらはぎをこぶしでまんべんなく叩く。反対の脚も同様に。

ふくらはぎ叩き
Photo by Emiko Hirukawa

⒉立てた方の脚を伸ばし外側に開く。反対のあぐらになっている方のふくらはぎを指で揉みほぐす。位置を変えながら体重をかけて全体をほぐす。脚を替えて反対も同様に。

ふくらはぎほぐし
Photo by Emiko Hirukawa

⒊よつんばいになり、足首を反対の足首に重ねる、お尻を引き重ねた足首の上に乗せる。両足首をお尻で押しつぶすようにして10秒間キープ。重ねる脚の位置をふくらはぎへとずらし、同様にお尻で押しつぶす。脚を組み替え同様に行う。

ふくらはぎほぐし
Photo by Emiko Hirukawa

※動画で動きを確認したい方はこちら

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AUTHOR

ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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ふくらはぎ叩き
ふくらはぎほぐし
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