O脚・X脚の人は膝の外側がガチガチに硬い?【膝の外側】をほぐす2種類の筋膜リリース
O脚・X脚などの脚の形で悩んでいる方の中には「もともとの骨格だから…」と諦めている人もいるかもしれませんが、実は「筋肉のつき方」と「筋肉の使い方」を変えるだけでもかなり見た目が変わってきます。まずはいつも引っ張られている癖のついている膝の外側をほぐしていきましょう!
O脚・X脚の人は膝の外側が硬くなっている?
脚の形で悩んでいる方のための改善方法がSNSにあふれていますが、今回ご紹介したいのは膝の外側の筋膜リリース。まずはなぜ膝の外側をリリースるべきなのか?について解説していきます。
脚を1本のゴム紐だとイメージしてみてください。脚がまっすぐの場合は、ゴム紐にはテンションがかかっていませんが、O脚の場合はゴム紐が外側に引っ張られている状態であることがわかります。X脚は膝が内側に入ることにより中止に向かって引っ張られています。どちらにしても筋肉が引っ張られている状態のため、引っ張られている筋肉は引っ張られていることにより硬くなっている状態とイメージできるでしょう。
O脚・X脚ともに太ももの外側から膝にかけての筋肉が引っ張られていることにより硬くなっている状態。そのため、膝の外側の筋肉は常にガチガチです。膝を動かすときの痛みやふくらはぎの張り感にもつながってきます。膝の痛みがある、曲げる時に膝に違和感があるなどの症状を感じている場合は、特に膝の近くをリリースすることで脚の形の改善と膝の痛みなどにも一緒にアプローチできます。
膝の外側をほぐしていこう
筋膜リリースローラーを使って膝のすぐ上、外側の筋肉をほぐしていきましょう。かなり筋肉が硬くなりやすい部位なので、痛い場合は無理せず圧を調整しなながら行ってきます。
▼ほぐす部位のチェック
<やり方>
1)床に座り、両脚は左側に流す。右手は体の横につき体を支える
2)ローラーを右脚の下に横向きにセット。右脚の膝の外側にあたるように置く
3)右膝を前に押し出すように前後に動き、膝の外側をほぐす
4)さらに圧を強めたい方は、右手に体重を乗せてお尻を床から持ち上げ、前後に大きく動く
左手を右膝の内側に乗せて圧をかけながら前後に動くとほぐす圧が強くなります。ご自身の痛みの度合いに合わせて調整していきましょう。
▼ 動画でも詳しくやり方をチェックしてみて! ▼
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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