【デスクワークが多い人はO脚になる!?】すらりとした美脚を手に入れる「股関節内旋ストレッチ」
「股関節の動きが悪い」と感じたとき、むやみに膝を開こうとしていませんか? 膝を開くことに注力しすぎると、内側に入れる動きが苦手になることがあり、これがO脚の原因になります。今回は股関節の内旋にアプローチをするストレッチをご紹介。股関節をほぐしながら、O脚を予防しましょう!
股関節の内旋とは
股関節の基本的な動きは、屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋の6つ。どの動きも、私たちが活動していく上でなくてはなりません。今回注目するのは「内旋」。内旋とは骨を内側にねじるような動きのことで、歩行時に前に出した足を着地させた瞬間に股関節は内旋します。す。
内旋がしづらくなる人が増えています
骨盤と大腿骨を結ぶ6つの筋肉の総称を「股関節の外旋六筋」と呼びます。前面にある梨状筋、外閉鎖筋、後面にある大腿方形筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋から構成されています。これらの筋肉は主に股関節を外旋するときに使われ、デスクワークなどで座る姿勢が多い場合や運動不足から筋肉が硬くなると、外旋も内旋も行いにくくなります。
内旋チェック
股関節の内旋ができているのかチェックしてみましょう。
床にペタンとお尻をつけて座ったとき、両太ももの内側と両膝をくっつけることができれば内旋ができています。膝を痛める原因になるので、無理には行わないでください。
O脚を予防する股関節内旋ストレッチ
寝ながら行える股関節の内旋ストレッチです。膝を内側に倒していくことで、股関節の外旋六筋がほぐれていきます。
①両膝を立てた状態で仰向けに寝て、右脚に左脚を絡めて、脚を組みます。
②一度息を吸って、吐きながら脚を左方向へ傾けます。そのまま30秒ほどキープしましょう。反対側も同じように行います。
意識したいポイント
・腰をねじるのではなく、下肢だけを倒しましょう。
・体勢がつらい場合は、ひざを曲げる角度を調整してみてください。
・太ももの外側も筋肉がほぐれる感じがあればOKです。
動画を見て確認をしたい方はコチラ
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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