【夕方になると靴下の跡がくっきり…な人必見】むくみが取れ、下半身が軽くなる「座ったまま脚トレ」

ながらはNG。アプローチする部位に意識を向けて変化を感じて

「激しい運動をしないと体は変わらないと思いがちですが、実は座ったままや寝たままできるちょっとした動作、マッサージで不調が改善したり、体のラインに変化が表れたりするものです。効果を認識するには、なんとなく行うのではなく、アプローチする部分に意識を向けて頭で変化を感じ取ることが大事。隙間時間に一日数回、毎日行い、ワークの前後でどのように体が変化したかをチェックし、体に意識を向ける習慣をつけましょう」(鈴木伸枝先生)

ふくらはぎの筋ポンプ作用を高め、下半身の巡りを促進

「筋肉には血液を循環させるポンプの役割があり、筋肉を収縮させると静脈の流れが促進されて心臓に血液が押し戻されます。これを筋ポンプ作用と言います。脚がむくむのは、下半身の筋肉をあまり使わず、筋ポンプ作用が低下していることが原因です。そこで、椅子に座ったままふくらはぎの筋肉の緊張をほぐし、さらに踵とつま先の上下運動で筋肉を伸縮させて筋ポンプ作用を活性化しむくみを改善しましょう」(鈴木伸枝先生)

ふくらはぎほぐし&伸縮トレ

目的と効果:最初に、マッサージでふくらはぎの筋肉の緊張を緩和。次にふくらはぎの筋肉を動かし、筋ポンプ作用を高めていく。

1.椅子に浅く座り、手は座面の横に添える。右脚を持ち上げ、左膝を右ふくらはぎ下部の中心ラインにセット。

2.ふくらはぎから膝裏まで、中心ラインに沿って左膝でマッサージ。次に内側、外側のラインに沿って同様に行い、痛みを感じる部分は念入りに。反対も。

3.マッサージが終わったら足を床に下ろす。かかとを床から持ち上げてふくらはぎの筋肉を収縮させる。

4.次にかかとを床に下ろし、つま先を天井に向けてふくらはぎの筋肉を伸展させる。30秒。

〈プロフィール〉

鈴木伸枝先生
ヨガ・瞑想指導者。「自分を生かすYOGA」をモットーに、誰でも簡単に取り入れられるメソッドを指導。現在は奈良を拠点とし、全国各地でクラスやワークショップ、イベントを開催。平日は毎朝instagram(@ nobue.style）からヨガクラスをライブ配信中。