【43歳女性の実録レポ】これって更年期の始まり?更年期と生理の変化
40歳を過ぎたころから、「更年期」という文字を見るたびにドキドキ…。「いつか自分にも訪れるんだろうなぁ」と思いつつ、どこか他人事のような気持ちでいました。けれど、とうとう体に気になる変化が!これって更年期の始まり?実際に起きた症状、そして心の変化をレポートします。
43歳で訪れた体の変化。これって更年期?
「更年期」は、40代女性にとって気になるキーワード。様々な症状が現れると耳にするものの、自分はいったいどんな風に始まるのか想像もつかず…。漠然としていて、どこか他人事のように感じていました。同世代の皆さんの中に、もしかしたら同じように思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで今回は、いち個人の体験談ではありますが「こんな症状から始まった人もいます!」という実録レポートをお届けします。
(あくまでも個人の症状となることをご了承ください。体に現れる変化は個々に異なりますので、気になることがあれば必ず医師にご相談ください。)
経血量が不安定
ある生理の時から、経血量が急に不安定になりました。具体的には、ある時には1日目からずっと多量となり、昼でも常に夜用ナプキンを使わざるをえませんでした。かと思えば、次の生理では少量に落ち着いていたり…。以前は毎回同じような経血量だったので、急な変化にびっくりしました。
生理周期が不安定
これまでの生理周期は、ピタッと同じではないものの、ほとんど一定のリズムでした。けれど、経血量が不安定になった頃から、生理周期にも変化がありました。これまでよりも1週間早く生理になることもあり「経血量だけでなく周期まで乱れるなんて…」と、体の変化に戸惑いました。
そもそも更年期とは?
更年期とは一般的に、生理がなくなる「閉経」の前後5年、合わせて10年間を指し、この時期に様々な症状が現れることがあります。これには女性ホルモン「エストロゲン」が大きく関わっていて、エストロゲンの分泌が揺らぎながら減っていくことが、心身へ影響を与えます。誰しもが通る道…とわかっているものの、実際に変化を感じると少し不安になりました。
体の変化が教えてくれたこと
「これって更年期の始まりなのかな?それとも病気だったらどうしよう…。」そんな不安を抱えたまましばらく様子をみていたのですが、やはり病院で確認しよう!と思い、婦人科を受診することに。結果として病気が隠れていることもなく、「ホルモンの変化によるものでしょう」との診断でした。
「更年期」というと、何となくネガティブなイメージばかり持っていたのですが、自分が更年期の入り口に立ったことで発見がありました。それは、体の変化に気付く為には、普段から自分を観察しておく必要があるということ。そして体からのサインを「忙しいから」と無視したり後回しにしないようにしよう、ということです。今回は緊急性のあるものではありませんでしたが、これからも体は変化し続けます。変化を見落とさず、そしてこれからも自分の体や心と仲良く付き合っていきたいなと思っています。
監修医師/甲斐沼孟
大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部を卒業後、大阪急性期総合医療センターや大阪労災病院、国立病院機構大阪医療センターなどで消化器外科医・心臓血管外科医として修練を積み、その後国家公務員共済組合連合会大手前病院救急科医長として地域医療に尽力。2023年4月より主に上場企業の産業医として勤務。これまでに数々の医学論文執筆や医療記事監修など多角的な視点で医療活動を積極的に実践している。
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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