食事や暮らし方、自分に「合う」選択肢を知りたい人必見!1分でできるアーユルヴェーダ体質診断

 食事や暮らし方、自分に「合う」選択肢を知りたい人必見!1分でできるアーユルヴェーダ体質診断
Yukari Abe
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3つの体質 それぞれの特徴

ヴァータ

<体つき>華奢、皮膚が冷たい、肌や髪は乾燥、血管や靭帯が浮き出る

<心が安定している時>行動が早い、機敏、想像力豊か

<心が不安定な時>気分の変動、心配性、飽きっぽい

ピッタ

<体つき>中肉中背、スタイルがいい、快便

<心が安定している時>情的的、知的、勇敢、チャレンジ精神が旺盛

<心が不安定な時>批判的、完璧主義を人に求める、イライラする

カパ

<体つき>ふくよか、目は大きくまつ毛が長い

<心が安定している時>穏やか、寛容的、忍耐強い、着実に最後までやり遂げる

<心が不安定な時>執着心が出てくる、動きたくなる、眠い

バランスの取り方

アーユルヴェーダ
photo by Adobe Stock

自分の体質を知り、合うものを選択することは健康をつくる上でとても重要だと考えられてます。体質による不調の傾向があり、体調や心の調子の不調の変化に気づくことは最も大切で、食やライフスタイルを見直すチャンスです。例えば、ピッタの人は身体に熱がこもり口内炎ができる、また心が不安定になるとイライラする、人に対し批判的になりやすくなるとされます。そういった時、熱すぎるものや辛いものを控えると身体も心もバランスが整いやすいです。心身の不調が出た時、「どうしたらいいのか?」の答えがアーユルヴェーダにはあります。

各体質のワンポイントアドバイス

ヴァータ体質の人

●ライフスタイル

毎日同じ時間に起床就寝、体を温める、忙しくしすぎない。

●バランスを取る食べ物

温かいスープや油分が含まれる食事。

甘味:白米、さつまいも※白砂糖は控える

酸味:レモン、グレープフルーツ、いちご、ヨーグルト

塩味:岩塩、昆布、漬物、醤油

●バランスを悪くする食べ物

軽くて冷たいもの。生野菜や氷が入っているもの。

アーユルヴェーダならではのケア

ごま油を使ってオイルマッサージ

ピッタ体質の人

●ライフスタイル

完璧主義で自分に厳しいことを自覚して、意識的に休むことを取り入れる。

一日の終わりに「できたことノート」を書くことがおすすめ。

●バランスを取る食べ物

甘くてみずみずしい果物がおすすめ。しょっぱいものや激辛な食事は控える。

甘味:白米、果物

苦味:レタス、ターメリック、キャベツ、ゴーヤ

渋味:豆類、山菜、緑茶、熟してない果物、渋柿

●バランスを悪くする食べ物

熱すぎるもの、刺激のあるもの、アルコールやコーヒーを控えるといい。白湯は熱々でなく覚まし白湯がおすすめ。激辛なスパイスニンニクや生姜も控えめがいい。

アーユルヴェーダならではのケア

太陽の当たりすぎは気をつけて、月光浴でクールダウンを意識的に行う。

カパ体質の人

●ライフスタイル

食べ過ぎないように腹八分目を心がけ、定期的な運動がおすすめ。

●バランスを取る食べ物

消化に負担がかかるようなものを食べるときは、ブラックペッパーや生姜を加えるのがおすすめ。

辛味:生姜、コショウ、唐辛子、大根、玉ねぎ、クミン

苦味:ほうれん草、なす、ターメリック、苦味のある葉野菜

渋味:豆類、山菜、緑茶、熟してない果物、渋柿

●バランスを悪くする食べ物

冷たいもの、重いものは避けるのがいい。甘いもの、揚げ物、ヨーグルトなどの乳製品は少なめに。とにかく食べ過ぎない、食後の昼寝も大敵!

アーユルヴェーダならではのケア

食後の散歩、インド版乾布摩擦、朝食を抜くなど

詳しく知りたい方はこちらから

まとめ

世間で一時的に流行るセルフケアや健康法があなたの体質に合うとは限りません。アーユルヴェーダは、一人一人の個性を大切に、その人に合う生活養生法を示します。アーユルヴェーダの体質を知り、自分に合うライフスタイルや食事法を実践することは、不調を改善することもあるし、さらに個性を輝かす方法となります。是非、自分に合うものを見つけ輝いていきましょう!

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AUTHOR

阿部裕香里

阿部裕香里

ヨガ講師・アーユルヴェーダ講師



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