効果的に正月太りを解消するには?「痩せる」を正しく理解しよう

効果的に正月太りを解消するには?「痩せる」を正しく理解しよう
mikiko
mikiko
mikiko
2023-01-08

「クリスマスとお正月で食べ過ぎて体重が増えたから、正月太り解消でダイエットをしよう」と食事制限や運動習慣を始めた人は多いのではないでしょうか。自分の身体を自分でしっかり操縦できるようになるためにも、ダイエットをする際に意外と知らない「痩せる」の仕組みについて考えてみましょう。

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

日々の会話でよく耳にする「痩せる」という言葉ですが、その仕組みについて詳しく理解している人は少ないです。カロリー減らせば痩せるんでしょ?そんなに単純ではありません。現状、9割を超える人がダイエットで失敗しているという結果も出ており、いかに「痩せる」の仕組みが正しく理解されないままダイエットが流行しているかを物語っています。

「痩せる」を分類して考える

一口に「痩せる」と言っても、その内容はさまざま。
・服やサイズが小さくなる
・締まって(スラッと)見えるようになる
・体重計の数字が減る

「どれも結局は同じことですべて同時に起こる」と思っている人は多いのですが、実はそれは大きな勘違い。相撲力士とラグビー選手が同じ体重でも見た目が全然異なるように、体重は見た目を反映しません。体重計の数字が減ったからといって見た目の変化が出るとは限らないし、体重が変わらなくても見た目の変化が出ることもあります。実際に、筋トレを始めた多くの人が、体重計の数字には変化がなくとも服が緩くなったり、ジーンズの上に乗る脂肪が減ったりしています。

ダイエットといえば、毎日体重を記録して右肩下がりのグラフで成功で定義するイメージが一般的ですが、体重計の数字を追いかけることがあまり効果的ではないこともあるのです。

グラフの増減に怯えていた頃は
私もグラフの増減に一喜一憂していた頃は、「痩せる」の仕組みなんて考えたこともありませんでした

「減った内容」を区別して考える

「体重計の数字が減る」に特化して考えてみます。体重が見た目を反映しない理由は、体重が減った時に以下の4つの現象が考えられるからです。

①脂肪が減る
②筋肉が減る
③水分(むくみ)が減る
④胃腸の中の物が減る

この現象は、どれか1つだけ単体で起こることはほとんどなく、同時多発的に起きます。体重計の数字と睨めっこしているだけだと、体重に変化があった時に「何がどれだけ減ったのか」は分かりません。また、体重に変化が『なかった』時にも身体の中では何か変化が起きているかも分かりません。(例:胃の中の物は増えたけど、脂肪は減った)

身体の中の変化を無視して、身体の重さだけでダイエットの進捗状況を確認するのは、牛肉を買う時に脂の乗り具合を見ずに重さだけで良し悪しを判断をしているようなもの。「減った内容」まで区別して考えないと、自分の望んでいた結果にはたどり着けないのです。

正月太りが怖くてお酒も食事も楽しめないなら、身体が変わったって心は枯れてしまいます
正月太りが怖くてお酒も食事も楽しめなかったら、身体は変わっても心は枯れてしまいます

正月太りの正体

お正月シーズンに食生活を乱したくらいでは、身体はほとんど脂肪を蓄えません。そんな短期間に2kgもの脂肪を生成できるほど身体は効率的には出来ていないし、数週間で2kgも筋肉や脂肪を減らしたり増やしたりできるほど変身ロボットみたいな仕組みにはなっていないからです。それが出来たら、急な環境の変化に耐えられず人間はとうの昔に絶滅しているはず。

正月太りの正体は、脂肪じゃなくて「水分(むくみ)」「胃腸の中の物」です。胃腸に入っているものは24時間〜72時間で排出されるため、食生活を変えれば数日後には自然と戻ります。つまり、正月太り解消で焦点を当てるべきは、身体の余分に蓄えている水分(=むくみ)取り。

そのため、正月に増えた体重を減らすために「脂肪燃焼」というキーワードを選んでエクササイズをするのは間違い。身体全身のむくみが落ちるように生活習慣を正すことが最優先になります。ファスティングや糖質制限をすると1週間ほどで2kg痩せますが、この時に減るのは脂肪や筋肉ではなく、水分(むくみ)と胃腸に入っている物です。一時的には身体の変化が出ますが、長期的に続けるようにはデザインされていないので、その後に待っているのはリバウンド。

生活習慣を正すには
・バランスの取れた食事をする
・睡眠不足を解消する
・睡眠の質を向上する
・適度な全身運動をする(やりすぎない)
・ストレスを発散する

という、誰もが聞いたことある、目新しくもなんともない基礎に戻る必要があります。流行りやシーズンもののダイエットに飛びつくよりも、まずはこういう基礎をカバーすること。

「痩せる」の違いを理解せずにダイエットを始めると、原因とまったく関係のないことに時間と労力を割いてしまいます。頑張ってもなかなか結果につながらないのも、そのせい。生活習慣を正すという基礎は、正月太りに限らず、年中いつでも心と身体の健康に必要なことですので、これを機に正月くらいじゃブレない太い基礎を築いて、今後もずっと続けられる健康的なライフスタイルに切り替えてみてはいかがでしょうか。

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

グラフの増減に怯えていた頃は
正月太りが怖くてお酒も食事も楽しめないなら、身体が変わったって心は枯れてしまいます