股関節の硬さ・膝&腰の違和感は足首が原因?足首の柔軟性を高める2つの簡単ストレッチ
膝や腰まわり、股関節の硬さを感じている人はいませんか?段差がないところでつまずいたり疲れやすかったりするのも、もしかしたら足首の硬さが影響しているのかもしれません。今回は足首の動きをスムーズにして不調になりづらい体を作る、簡単なストレッチをご紹介します。
足首が硬いとどうなる?
日常生活の基本的な動作は足首の働きがとても重要です。そのため、足首が硬くなると
● しゃがめない・正座ができない(苦手)
● 立ち上がる、座る、歩くといった日常生活の動作がやりにくい(すぐ疲れる)
● 歩幅がせまくなる、つまずきやすくなる
● 足首の硬さ・動きにくさを他の部分で補おうとして、膝・股関節・腰などに負担がかかる、違和感・不調・痛みに繋がる
● 巡りが悪くなる、冷える、むくむ
● 速く走れない、高くジャンプできない、立位のヨガポーズが安定しないなど、運動パフォーマンスが低下する
不調のない体を作る!足首の柔軟性を高める2つのストレッチ
足首は、背屈・底屈・内反・外反・内転・外転の6つの動きができる関節です。
苦手な動きがある人も多いようですが、1つでも動きが鈍くなるとすべての動きに影響が出てしまうため、まんべんなく動かせる状態を保つことが大切です。
足首(前側・後ろ側)を伸ばすストレッチ
1)前、もしくは横の壁などに手をつき、片足を一歩後ろに引いてつま先を床に下ろす
2)足の甲からつま先を伸ばすようにして、足首の前側をストレッチする(底屈)
3)後ろに引いた足のかかとを下ろし、前の膝を曲げて踏み込む。後ろ側の足のアキレス腱を伸ばすようにして、足首の後ろ側をストレッチする(背屈)。後ろの膝は曲げずにしっかり伸ばして行う
4)左右の足を入れ替えて同様に行う。
足首の6つの動きをスムーズにするストレッチ
1)両脚を伸ばして床に座り、左足を引き寄せ、右膝や腿の上に乗せる
2)左手で足首を持ち、右手の指と左足の指をしっかり絡める。指を絡めると痛い場合は、つま先を持つだけでもOK!
3)足首を前後左右、いろいろな方向にストレッチしながらゆっくり10回程度回す。反対回しも同様に行う
動きが悪いと感じた方向があれば、念入りにしっかり動かしましょう。お尻の下にクッションを敷いても椅子に座って行ってもOK!やりやすい姿勢でやってみてくださいね。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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