【前屈が好きになる】じんわり伸ばすだけじゃない!楽しく動いて前屈を深めるアクティブストレッチ
前屈で頑張ってギューギュー身体を伸ばしてみても、なかなか柔軟性が上がらない人は多いのではないでしょうか。全然身体が倒れなくて前屈が嫌いになってしまう前に、いつもと違うアプローチでストレッチをしてみませんか?
そもそもストレッチとは?
一般的に、ストレッチは静かにじっと筋肉を伸ばしていくイメージがあるかと思います。この静的(スタティック)ストレッチは、脱力してリラックスした状態でゆっくりじんわり筋肉を伸ばしていきます。伸びている感じはあるけれど痛みがない範囲で15秒程度静止するのが基本とされています。
そしてストレッチにはもう一つ、動的(ダイナミック)ストレッチというものもあります。こちらはアクティブに動く時の脱力効果により柔軟性を上げていくものです。静的ストレッチ同様に伸ばしたい部分は脱力しますが、動きを伴いながら伸ばすことで身体も温める効果が高く、ウォーミングアップにも適しています。
前屈を深めたくても、いつものストレッチでなかなか身体が前に倒れない、ポーズが深まらないといった時は、動的ストレッチも取り入れてみてはいかがでしょう。
動的ストレッチでは、ターゲットとなる筋肉と反対の運動をする拮抗筋を意識的に動かすことで伸ばしたい部分を脱力させて柔軟性を上げていきます。前屈では、脚を後方に引く動きをする時に働くお尻やもも裏を伸ばしたいので、反対の動きである股関節を曲げる動作を積極的に行います。
前屈を深めるアクティブストレッチのやり方
1)まっすぐ立って、右ヒザを曲げて左手でタッチ、左ヒザを曲げて右手でタッチ、とリズミカルに10回~20回くらい繰り返す。
2)次にヒザを伸ばせる範囲で伸ばしながら足を振り上げて、右足を左手でタッチ、左足を右手でタッチ、とリズミカルに10回~20回繰り返す。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方はこちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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