股関節をやわやわに!【重力と自重で行う】メリットだらけのゴロゴロ寝たままストレッチ
股関節が硬いとお悩みの方、多いですよね。股関節はいろいろな方向に動くため、何か一つの動きで股関節全体の柔軟性を判断できませんし、何か一つの動きで股関節全体が柔らかくなるわけではありません。
股関節は、球状をした太ももの骨の先端が骨盤にはまっている球関節です。この球状の形のおかげで、脚を前に振り上げる、後方に引く、横に開く、閉じる、外に回す、内に回すと多方向に動かすことができます。
さまざまな動きができる股関節についている筋肉の中で、今回は日常生活で硬くなりやすいもも裏、内もも、お尻の筋肉の柔軟性を上げるメリットと股関節の可動域を広げていくストレッチをご紹介します。
ハムストリングスを伸ばすメリット
● 姿勢が整う
● 腰痛が緩和する
● 代謝が良くなる
● 下半身の疲れが取れる
● 膝を伸ばしやすくなる
内転筋群を伸ばすメリット
● 姿勢が整う
● 血行が良くなる
● むくみが緩和する
● レッグラインが整う
● 婦人科系の不調が緩和する
お尻を伸ばすメリット
● 姿勢が整う
● ヒップの形が整う
● 腰痛が緩和する
● 代謝が良くなる
● 血行が良くなる
● むくみが緩和される
重力&自重股関節ストレッチのやり方
今回ご紹介する動きは、寝ながら行うため背骨を安定させるので伸ばしたい部分にしっかりフォーカスすることができます。また、重力が真上からかかることで重力と自分の脚の重さ、腕の重さを負荷にすることができ柔軟性を上げる効果が非常に高いです。
1)仰向けになり、左足の裏にタオルをひっかけて足裏を天井に向ける。両手でタオルを真下に引っ張りながら左ヒザを曲げ伸ばしする。ヒザは伸ばしきらなくてもOK。余裕があればタオルを手前に引き寄せて、さらに脚の背面を伸ばす。
2)左手でタオルを持ち、右手は右の腰骨にそえるか床に置く。左足を左横に倒して内ももを伸ばす。右足はカカトを押し出すようにして右のお尻が浮かないようにキープする。数呼吸キープをして左足を天井方向に戻す。
3)タオルを右手に持ちかえる。左手は左の腰骨にそえて左足を右横に倒してお尻と外ももを伸ばす。左のお尻が浮かないところで数呼吸キープしてから、左手を床におろす。骨盤を右側へツイストしながら左足をさらに右側に倒す。
4)反対側も同様に行う。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方はこちら ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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