【ガチガチ股関節に悩む人必見】ポイントは脚の付け根!可動域がみるみる変わる「股関節ストレッチ」
寒くなるにつれて股関節は動きにくくなります。普段から股関節が硬い人は、原因をしっかりと知り自分に合った方法でほぐしていくことが大切です。身体が硬い人でもできる股関節ゆるめストレッチで柔軟性をアップさせましょう。
寒くなると股関節が硬くなる原因
寒くなると、体温を逃がさないように血管が収縮していき同時に筋肉も縮こまってしまいます。股関節まわりの筋肉も同様に硬くなり、筋肉が動きにくくなると可動域がせまくなってしまいます。
股関節の働き
股関節は上半身と脚をつなぐ役割がある大事な部位です。日常動作の「立つ」「歩く」「座る」には欠かせない関節で、身体を曲げたり、脚を前後左右に開いたりする働きにも機能しています。
股関節が柔軟性になることで得られるメリット
むくみの改善…股関節まわりにはたくさんのリンパが流れています。硬くなった筋肉をほぐすとリンパの流れがスムーズになりむくみ改善になります。
冷えの改善…股関節まわりは大きな筋肉で構成されています。筋肉を動かすと血の巡りもよくなり、代謝も上がります。
猫背などの姿勢の改善…股関節まわりの筋肉が硬くなると骨盤が前傾または後傾して、身体がゆがみやすくなります。
ゆりかごのポーズ
①両脚を伸ばし、骨盤を立て背中をまっすぐ伸ばして座ります。
②右ひざを両手で抱えこみ胸に引き寄せます。背中が丸くならないように注意をしてください。30秒キープし、反対側も同じように行いましょう。
【身体が硬い人へのアドバイス】
両手で抱えるのが難しい場合は、左手を足の裏、右手をふくらはぎにあてるのでも大丈夫です。お尻の筋肉が伸びているか分からない場合は、ヨガブロックなどに座って行うと実感しやすいです。
期待できる効果
・股関節のストレッチ
・お尻の筋肉のストレッチ
・美尻効果
三日月のポーズ
①右ひざを床につき左脚を立てます。立てたひざの下にかかとがくるようにしてください。
②左足の両脇に手を置き、右の脚を後ろに伸ばします。右脚の付け根から前ももの伸びを感じましょう。キツい人はこの時点で30秒キープします。
③息を吸いながら両手を天井方向へ上げます。そのまま呼吸を続けて30秒キープをします。反対側も同じように行ってください。
【身体が硬い人へのアドバイス】
伸ばした方の脚のひざに負担を感じる場合は、ブランケットやタオルを敷いてみてください。両手を床につけるのがキツい場合は、ヨガブロックなどで高さを出すと行いやすくなります。
期待できる効果
・股関節の柔軟性アップ
・脚のむくみ改善
・骨盤のゆがみ改善
動画で確認をしたい人はコチラ
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く