【毎日たった1分】続けば変わる!股関節の柔軟性を無理なく高める強度別エクサ5選
あぐらで座ったときに膝が床にぺたーっとつけるようになりたい。あぐらで楽に座りたい。その願望を叶えるには、日々のストレッチが欠かせません。毎日1分、お風呂あがりにオススメのストレッチをご紹介します!
股関節の可動域を広げることは本当に必要?
実は、日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会が発表している、運動を行う際の各関節の生理的な運動範囲といわれている「関節可動域」において、あぐらで座るような姿勢の場合、膝は45度に開けば十分といわれています。
ヨガでは、インストラクターの股関節の可動域が広いことが多いため、そのような形で楽に座れることに憧れを持つことも多いでしょう。しかし、日常生活や色々な運動を行うにあたり、膝がぺたーっと開いて座れることが必ずしも正しいというわけではありません。例えば、腹筋の力が弱く体の軸を支える筋力が足りていない場合、それを補うために股関節が硬くなってくれているということもあるのです。
「硬い股関節は悪だ!」「もっと柔らかくなりたい!」を追い求めすぎず、自分の体全体が安定し、心地よくあれる状態を追求していきましょう。
股関節の可動域を広げたい!
とはいえ、今よりも股関節の柔軟性が上がることで、ヨガの瞑想で安定して心地よく座れるようになったり、日常でもケガをしづらくなったり、運動中によりパワーを発揮しやすくなるなど、股関節の可動域が広がることでのメリットもたくさんあります。
今回は、寝たまま、座って、強度弱め、強めなど、場面別に股関節の可動域をアップできるエクサイサイズをご紹介します。無理して行わない、痛みがある場合はその動きは避けるなど、ご自身で調整しながらトライしてみましょう。
1.うつ伏せになって揺れる股関節アプローチ:強度1
2.壁を使って股関節周りをほぐす:強度1
3.座ってほぐし&ストレッチ:強度1
4.片脚ずつ股関節を開くストレッチ:強度2
5.カエルストレッチでダイレクトに開いていく動き:強度3
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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