【毎日たった30秒】体が超硬い人でも柔軟性が簡単にアップするエクササイズ2選
体がとても硬くてストレッチすらもつらい…。そんな方に知っておいてもらいたい、関節の可動域を広げるメリットとその方法を解説します!
体が硬い=関節の可動域が狭い
関節とは骨と骨を繋ぐ連結部分になるのですが、ここをあまり動かさないでいると関節の周りの靭帯や筋肉が強張り、可動域が狭くなってしまいます。つまり、体が硬い=関節の可動域が狭いということです。中でも体を柔らかくするために重要な関節なのが肩関節と股関節です。
肩関節と股関節には球関節(関節頭が球状になっており、球状の中心部を軸に多方向に回転する関節・多軸関節)であるという共通点があります。球関節はおわん型のへこみのある骨に先端がピンポン玉のような骨が収まるような形で繋がっているため、自由に回転させることができ、本来は可動域が広い関節です。
肩関節は腕の付け根、股関節は脚の付け根に位置し、体の中心に近い部分にあり、あらゆる関節とのつながりがあります。ここからは2つの球関節についてもう少し具体的に解説します。
腕の可動域と姿勢に関わる肩関節
肩関節は、肩からひじの骨、胸骨と肩甲骨をつなぐ鎖骨、背中の肩甲骨で構成されています。肩関節の可動域が悪くなると、肩こり、腕の上げ下げのしずらさ、猫背の原因に。
脚の可動域と骨盤の歪みに関わる股関節
股関節は、足の付け根の部分にある関節で骨盤に接続されています。股関節の可動域が悪くなると、腰痛、骨盤の歪みの原因となり、怪我のリスクが高くなるとも言われています。
このように、体の中心に近い肩関節と股関節の可動域を広げることで、その先の関節の可動域や筋肉の伸縮性、つまり体の柔らかさにつながってくるのです。
体が超硬くても30秒で簡単に柔らかくなる方法
やり方
1)仰向けに寝転がる
2)片脚を浮かせて膝で大きな縁を描くようにして股関節を動かす。この時、膝の向きを丁寧に右→左→胸→天井と変えることで360度しっかり動かすことができます。
3)2)で動かした膝が自分の方に来たら動きを止めて、膝の角度を90度にし反対側へ倒す
4)動かした足を同じ方の腕を天井に向かって大きく回し、肩関節を動かしていく。手の平を同じ方向に回すように意識していくと肩関節をしっかりと動かすことができます。
5)それぞれ15秒ごとに反対回しにし、股関節・肩関節を各30秒ずつ回す。
毎日寝る前にこちらを行うだけで柔軟性UPだけでなく血行やリンパの流れも良くなるので、むくみ・疲労解消にも繋がるのでぜひ実践してみてくださいね。
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AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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