恋愛にズブズブはまる人がダイエットでも失敗する理由

 恋愛にズブズブはまる人がダイエットでも失敗する理由
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mikiko
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2022-11-09
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「人」という漢字で人間関係を表さない

人からの褒め言葉で自己肯定感に水やりをしていると、水やりが止まるのが怖くて相手に求めすぎるようになり、重たくなります。一人で立てない人が行き着く先は、愛ではなく依存です。

「『人』という漢字は、人と人が支え合ってできている」と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。お互い支え合うのが人間なのだという教えですが、「支え合い」は一歩間違えば「依存」になります。1人でも立てる人が、誰かの存在のおかげでもっと輝けるようになるのが「支え合い」、誰かに支えてもらえないと立てないのは「依存」。

自分で自分の心の満たし方を知っている人は、1人で立つ方法を知っている人です。その上で誰かと付き合うのは、選択肢の1つ。誰かと一緒になることが幸せになるための唯一の方法ではありません。現代にはまだ、1人でいることを選択した人たちを「残り物」とか「独り身」と揶揄する風潮がありますが、1人になるのが怖くて他の選択肢を選べないことの方が、ずっとずっと悲しい。

誰かに好きになってもらう前に、まずは「自分が」自分を好きになる。自分1人で立てるようになる。自分で自分の心を埋められるようになる。それは孤独でも残り物でもなく、自分という存在を大切に扱うことができるという「自立」の第一歩なのです。

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パーソナルトレーナー|自身の失敗経験を元に個人差や体質を重視した『mikiko式フィットネス論』を提唱|身体と人生観が変わるフィットネス哲学で、一生ブレないための視野と学びを発信しています|流行を根拠と本質で斬る人| 筑波大学健康増進学修士|NZベストトレーナー入賞



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