「あぐらが全然ラクじゃない!」あぐらで体が辛い・痛い人のための「座ったまま」臀筋ストレッチ

 「あぐらが全然ラクじゃない!」あぐらで体が辛い・痛い人のための「座ったまま」臀筋ストレッチ
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体を柔らかくしよう!と思ってヨガを始めるも、最初の姿勢である“あぐら”がすでに辛い、無理というかたは意外と多いです。今回はここにフォーカスしますよ。

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なぜあぐらができないのか?

子どものころは無意識にできていたあぐら。でも大人になってからやろうとすると、とにかく辛い。この姿勢で呼吸を整えるなんて無理。そう感じるかたの多くは、“お尻の筋肉”が硬くなっているはず。仕事が忙しく、ほぼ座っている姿勢が続いている、1日の中で動くといったら往復の通勤時間のみ。そういったライフスタイルのかたも多いですよね。これを続けていると、お尻の筋肉はガチガチになり、あぐらをしようにもできないといったことが起きます。

お尻の筋肉を硬いまま放置すると…

硬くなっているのはお尻の筋肉の中でも大殿筋と呼ばれる、お尻で1番大きい筋肉です。この筋肉は私たちが歩く、走る、登るといった日常行う動作をサポートしてくれている筋肉です。こういった動きが減ることによって凝り固まっていきます。あぐらをすることなんてあまりないしまあいいかなんて思っていると大変!大殿筋が硬くなると、腰痛を引き起こしやすくなると言われています。日本人の不調NO1と言われている腰痛。多くのかたが運動不足によって招いている可能性が高いのです。

どうやってほぐすのか

でもどうやってほぐすといいの?時間もないし、難しそうなストレッチは難しくて続かない…なんて感じているかたもご安心ください。今回ご紹介するのは、座っているときに行える超カンタンストレッチです。仕事が忙しいかたも、1分くらいだったらストレッチ時間を作れるはず。子育てに忙しいママだって、ご飯を食べたあとにサクッとやるくらいならできるかも。マットを引く必要がないのもハードルが上がらず良いですよね。2つの動作で完結しますので、覚えたらコツコツ続けてみてください。

椅子に座ったら始めましょう

では早速始めていきます。椅子でもソファでも、柔らかすぎない場所であればどこでもOKです。

1.椅子に浅めに座ります。背筋は伸ばしておきましょう。

お尻
photo by KogaNatsumi

2.右ひざの上に左脚を乗せます。

お尻
photo by KogaNatsumi

3.上半身を前に倒し、左のお尻まわりの伸びを感じてみてください。伸びていればお尻の筋肉にアプローチできている証拠です。3~5呼吸キープしましょう。

お尻
photo by KogaNatsumi

4.吸う息で体を起こし、脚を入れ替えて反対側も行っていきます。

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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