【温めるべきはココ】冷え対策には大臀筋ストレッチが効く?!年中ぽかぽか「1分お尻ストレッチ」
冷え性にはつらい季節がやってきました。冷え解消のために温めるべきは、身体の外側ではなく内側。特に身体の中でも大きな筋肉「大臀筋」を意識することで、体温だけでなく免疫も上げられます。
筋力の衰えが冷えにつながる
「冬も冷えるし夏も冷える、はっきりいって一年中冷えを感じている」。そんな人いませんか? では体が冷える原因はなんでしょうか。その理由は代謝が悪くなったこと。そして、代謝が悪くなる原因の一つに女性ホルモンの影響があると考えられています。女性ホルモンは年齢と共に低下し、その影響で35歳を境に血管や筋肉を強くしなやかに保つ機能が徐々に低下してきます。筋力が衰えると代謝が悪くなり、冷えにつながるのです。
お尻の筋肉を鍛えて体温上昇!
身体の中でも特に大きな筋肉であるお尻の筋肉(大殿筋:だいでんきん)に着目しましょう。大きい筋肉を動かすことで効率よく筋肉量が増え、基礎代謝も上がっていきます。基礎代謝が上がると体温上昇だけでなく、免疫力の向上、全身の血流アップにも効果が期待できます。
他にもある!お尻の筋肉を鍛えるメリット
大きい筋肉を鍛えると見た目にも効果も表れやすいです。
①お尻が引き締まり、脚とお尻の境目がはっきりします。
②ヒップがキュッと上がり、脚長効果が期待できます。
③股関節や骨盤底筋、下半身全体の筋肉と連動しているので、下半身の血流がアップします。
お尻を鍛えるハイランジのポーズ
片脚を後ろに引いて膝を曲げるポーズである「ハイランジ」ですが、ポイントは膝を曲げるのではなくお尻を下に落とすイメージで行うこと。お尻を意識するだけで後ろ側に意識が向きやすく、引いた脚の引き締め効果も感じられます。
①片脚を大きく後ろに引きます。引いた方の脚の骨盤はしっかり正面に向けましょう。
②息を吸いながら背筋を伸ばします。
③息を吐きながらお尻を落としていきましょう。
【OKポーズ】上半身が真っすぐ伸びている。お尻を意識して体を下げましょう。
【NGポーズ】膝に意識が向いている状態。上半身が前に倒れやすくなるので注意してください。
④息を吸いながら上半身を上に引き上げます。
⑤吐きながら、お尻を落としていきましょう。
詳しい動画はこちらからご覧いただけます
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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