「いつの間にかつまめるお肉が…」腰のぜい肉が【ごっそり落ちる】広背筋に効かせる「時短ヨガ」
「いつの間にか腰回りにつまめる肉がついてしまった…」「ダイエットをしても腰回りのお肉が減らない」と、お悩みの方も多いのではないでしょうか?腰回りにぜい肉がついてしまう原因や、改善法についてご紹介します。
腰回りに肉がつく原因
運動不足や加齢による筋力の低下
運動不足や加齢などで体の筋肉が落ちると、腰回りについたぜい肉が「たるみ」となって現れます。また筋力の低下により基礎代謝が落ち、脂肪がつきやすい状態になります。体重が増えていなくても、筋肉が落ち、脂肪が増えるとこのような変化が現れます。
腰回りの冷え
腰回りが冷えると、皮下脂肪がつきやすくなります。冷えに悩む女性は多いですが、腰回りも冷えやすい部位です。お腹や腰回りに触れてみて、冷たい場合は注意しましょう。血流の悪化から脂肪が溜まりやすくなっている可能性があります。腰回りの冷えは、長時間のデスクワークや血行不良、気温の変化、食生活などさまざまな原因が考えられます。
姿勢不良
猫背や反り腰などの姿勢の悪さは、腰痛や肩こりなどの不調につながり、腰回りにお肉がつきやすい原因にもなります。姿勢が悪いと本来使うべき筋肉が使われず、体の深層部の筋肉、『インナーマッスル』がゆるんでしまい、ぽっこりお腹の原因や、腰回りに脂肪がつきやすくなってしまいます。
骨盤の歪み
骨盤の歪みも、腰回りに脂肪が蓄えられる原因のひとつです。骨盤は上半身と下半身をつなぐ全身の土台となり、歪むと下半身や腰回りに脂肪がつきやすくなります。また、骨盤の歪みは血流を悪化させ、老廃物や脂肪が溜まりやすい状態になります。
キーワードは【背中の筋肉】
ムダな脂肪をすっきりさせるためには、腰回りの筋肉を動かし代謝を上げることが大切です。腰回りのたるみを撃退するために、注目したいのは背中の筋肉です。ふだん意識することの少ない背中には、腰から腕にかけて広範囲についている「広背筋」や、背骨の両脇についている「脊柱起立筋」など、姿勢に大きく関係する筋肉があります。背中を鍛え、姿勢を改善することで腰回りのたるみを引き上げる効果が期待できます。また、背中の大きな筋肉である広背筋を鍛えることで、基礎代謝もアップします。腰回りだけでなく、全身を効率的にダイエットしたい人にもおすすめです。トレーニングで効率よく引き締めていきましょう!
ねじりを深めるワーク
①よつんばいになり、右手を頭の後ろに添える。息を吸いながら胸を右側へ開く。
②吐きながら背中を丸め、右肘を左腕に近づける。①②の動きを3回繰り返す。
③4回目、右手を天井へ伸ばし、30秒目安にキープ。
④息を吐きながら右手を左の脇の下からくぐらせ、右肩と頭を床に下ろす。
⑤左手を天上へ伸ばし、さらに外側へ開き体に絡める。深い呼吸で30秒目安にキープ。よつんばいに戻り、反対側も行う。
背中の筋肉を鍛えながらお腹を引き締める
①右膝を90度に曲げ、左足は後ろに伸ばす。
②左肘を曲げ、右腿の外側へかける。胸の前で合掌し、外腿を押し上げる。目線を右斜め上に持ち上げ、30秒目安にキープ。
③左手を床に下ろし、右手を天上へ伸ばす。さらに頭の先へ手を伸ばし、深い呼吸で30秒目安にキープする。
④右手を床に下ろし、右脚を後ろへ引き足幅を腰幅に開く。両手で床を押し上げ、お腹を引き上げる。30秒目安にキープ。足を入れ替え、①からの流れを行う。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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