【ガチガチに硬かった体が変わった】男性ヨガ講師が教える!身体が硬い人のための「柔軟性アップ術」
女性に比べ筋肉量が多い男性は、体が硬い傾向に。自身も体がガチガチに硬かったという男性ヨガ講師に、柔軟性をアップしたワークを教えてもらいました。
解剖学に沿った体の使い方で少しずつ柔軟性に変化が
ヨガ講師になる前は、ダンサーとして活躍していたヤスシ先生。当時は、かなり体が硬かったと振り返ります。
「柔らかく見せることに必死で。体にも負担がかかり、いつもどこか痛い状態でした」
ヨガと出会って解剖学を学んだことで、体との付き合い方がガラリと変わったそう。
「伸びている部位を意識できるようになったり、できない動きの原因に気づけたり。知識を深めるにつれて、ポーズの攻略方法がわかるようになりました」
ポーズ本来の目的を理解することも重要なのだそう。
「手が届くとか脚が開くとかよりも、ターゲットとなる部位を意識して、正しく体を使うことが大切。私もコツをつかむまで、開脚に5年、ダウンドッグには10年かかりました。焦らず一緒に体の変化を楽しみましょう」
ヤスシ先生が変化を感じた”柔軟性UP”のためのストレッチ
ヤスシ先生が実践した、柔軟性アップのためのワークをご紹介。正しい体の動きを理解して、どこに効いているか意識することが大切です!
脚力を使った立位の開脚前屈
筋力がある男性は、立位で練習すると、骨盤の角度など重視すべきポイントに集中できます。いきなり手を床につけるのではなく、各部位の伸びを感じて。
まずは軽く前屈
大きく脚を開き、つま先は正面に。両脚を安定させたら、軽く前屈をする。
膝を曲げる・骨盤前傾
軽く膝を曲げ、床に手をつく。骨盤を前傾して肩甲骨を寄せ、頭~お尻を真っすぐに保つ。
膝を伸ばす
腿の付け根を引き込んで、上体は真っすぐ保ったまま、ゆっくり膝を伸ばす。
前屈を深める
少しずつ前屈を深める。難しい場合は、1つ前の動きまででOK。
これも効いた!
その日の疲れをローラーでOFF
しっかり動いた日は、痛みや不快感につながる体の緊張をほぐし、その日のうちに疲れをオフしておくことが大事。ローラーを使って、背中や中臀筋など疲れを感じる部位をほぐして。
「体が硬いからヨガは無理…と諦めるのはもったいない!一緒に頑張りましょう」
教えてくれたのは…ヤスシ先生
スタジオ・ヨギーのエクゼクティブ・ディレクター。解剖学に基づいた解説と繊細なアプローチ、またハートフルかつユーモアあふれるクラスに定評がある。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く