【これだけでくびれが出現!】ツラい腹筋不要|キュッとしたくびれを作る広背筋ストレッチ

 【これだけでくびれが出現!】ツラい腹筋不要|キュッとしたくびれを作る広背筋ストレッチ
Getty Images
Masako Janeway
Masako Janeway
2022-10-13

ウエストのくびれ作りのために腹筋や腹斜筋を鍛えている人も多いと思います。実はそれ以外に背中にある広背筋もくびれ作りには欠かせない筋肉なのです。広背筋が大切な理由と、最短でくびれを作るための脂肪燃焼エクササイズをご紹介します。

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くびれは腹筋だけでは作れない?

くびれ作りを目指すとき意識すべき場所は脇の下から骨盤にかけてのラインです。残念ながらイラストのようないわゆる腹筋運動では、その部分に直接的には刺激は与えられません。また、食事制限で体重を落としても直接くびれ作りにはつながりません。なぜなら、単純に脂肪を落としたとしてもストレートなウエストにはなるものの脇腹にカーブはできず、逆におしりばかりが目立ってしまう可能性があるからです。

キレイなカーブを作るために忘れてはいけないのが「広背筋」。背中側にある大きな筋肉である広背筋ですが、広背筋の形や位置がくびれにとても関係しているのです。広背筋を鍛えなおかつそのエリアの血流をスムーズに保ち活性化することで、脂肪燃焼が促進され最短ルートでくびれが作れるのです!

腹筋する人のイラスト
イラストAC

くびれカーブを作る広背筋とは?

「ウエストにくびれを作りたいのに背中にある広背筋を鍛えるの?」と思う人もいるかもしれません。広背筋の形を見ながら理解していきましょう。

広背筋のイラスト
イラストAC

広背筋を後ろから見たイラストですが、この広背筋の脇の下から骨盤へ伸びる斜めのキュッとしたラインを強調することでくびれが生まれます。さらに広背筋を鍛えると上半身とヒップとのバランスもよくなり、背が高く見えたり、脚が長く見えたりする効果も生まれます。また、広背筋は背骨や骨盤に付着していることから姿勢改善にも重要な役割を果たします。

広背筋上部をしっかり動かすと、肩甲骨の動きがよくなり猫背や肩こりの改善にもつながりますし、広背筋下部を活性化すればヒップアップには欠かせない骨盤の後傾姿勢の改善にもなります。

脂肪燃焼しながら広背筋を鍛える「くびれエクササイズ」2選

せっかく作ったウエストのくびれも、内蔵脂肪や皮下脂肪で隠れてしまってはキレイなラインが保てません。ウエストラインのスムーズな血流をキープし、常に脂肪燃焼しやすい状態に保つことが大切です。筋肉をしっかり意識しながらエクササイズをして、脂肪燃焼の効率をアップさせましょう。

エクササイズをするタイミングは食後がおすすめ。食後に行うことで血糖値の上昇を緩やかにし体脂肪をつきにくくする効果があります。

くびれエクササイズA

①タオルの両端を持ち腕を挙げて立ちます。

タオルの両端を持って腕を挙げ、足を閉じて立ちます。
Photo by Masako Janeway

②息を吐きながら、右脚を横へ出すのと同時に右ひじを曲げて右腰骨へ近づけます。この時、軸脚となっている左膝を軽く曲げます。脇の下から腰骨までの距離を短くするように意識すると効果が出やすいです。息を吸いながら①のポーズに戻ります。

口から息を吐きながら、右脚を横へ出すのと同時に右肘を右腰骨へ近づけます。この時、脇の下から腰骨までの距離を短くするような意識で筋肉へ刺激を与えます。そして息を吸いながら①のポーズへ戻ります。
Photo by Masako Janeway

【ポイント】ひじを引いた時にタオルが垂直になるようにしましょう。

横から見た姿勢(タオルが垂直になるように肘を引く。)
Photo by Masako Janeway

③左側も同様に行います。

※①〜③までを1セットとし、まずは30セットから行ってみましょう。

くびれエクササイズB

①手を肩幅に開きタオル下から握ります。背筋は伸ばして両膝を軽く曲げ、前傾姿勢になります。

タオルを肩幅くらいに下から握り、背筋を伸ばした状態をキープして両膝を軽く曲げて前傾姿勢になります。
Photo by Masako Janeway

②息を吐きながらタオルをおへそへ引きつけ、同時に右脚を後ろへ出します。この時、両ひじが開かないよう脇を絞りながら行いましょう。再び①のポーズに戻ります。

息を吐きながらタオルをお臍へ引きつけ、同時に右脚を後ろへ出します。この時、両肘が開かないように脇を絞るように行いましょう。そして①のポーズに戻ります。
Photo by Masako Janeway

③左脚も同様に行います。

※①〜③までを1セットとし、まずは30セットから行ってみましょう。

余裕が出てきたら少しずつ回数を増やしてみましょう。1度に長い時間行うのではなく、短時間でもいいのでちょこちょここまめに継続することが脂肪燃焼の効果アップの秘訣です。

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AUTHOR

Masako Janeway

Masako Janeway

ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。



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腹筋する人のイラスト
広背筋のイラスト
タオルの両端を持って腕を挙げ、足を閉じて立ちます。
口から息を吐きながら、右脚を横へ出すのと同時に右肘を右腰骨へ近づけます。この時、脇の下から腰骨までの距離を短くするような意識で筋肉へ刺激を与えます。そして息を吸いながら①のポーズへ戻ります。
横から見た姿勢(タオルが垂直になるように肘を引く。)
タオルを肩幅くらいに下から握り、背筋を伸ばした状態をキープして両膝を軽く曲げて前傾姿勢になります。
息を吐きながらタオルをお臍へ引きつけ、同時に右脚を後ろへ出します。この時、両肘が開かないように脇を絞るように行いましょう。そして①のポーズに戻ります。