【ちょっと意識を変えるだけ】おなじみのポーズでさらに腹筋を鍛えるコツ
お腹を鍛えると言えば腹筋のトレーニングですが、そんな時間はないしなかなか続かない…。そんな方に向けて、今回はいつもやっているおなじみのヨガポーズを意識を変えるだけで腹筋も鍛えられる、一石二鳥な方法をご紹介します。
時間はなくても腹筋は鍛えておくべし
お腹がぷよぷよしているのは嫌…という見た目に関する理由で腹筋を鍛えたいと思う人が多いと思います。しかし実は、それ以外にも鍛えてほしい理由があります。それは姿勢をキープするためです。姿勢をキープするための筋肉は腹筋だけではないですが、腹筋も大切な筋肉の一つです。腹筋が弱くなってしまうと背中が丸まりやすくなり、時間が経つにつれ猫背になった姿勢を改善することがなかなか難しくなっていきます。
今腹筋を鍛えておけば将来もずっと過ごしやすい状態でいられるのであれば、やっぱり腹筋を鍛えたいですよね
でも、あれもこれもやる時間はなかなかとれない!
現在のヨガレッスンにプラスして腹筋を鍛えるために何かをしたい!と思いつつ、腹筋トレーニングを行う時間がなかなかとれないとモヤモヤしたりしませんか?たくさんのトレーニングをしたい気持ちもありつつ、目まぐるしい毎日の中で時間を捻出するのが難しいのも事実です。
であれば、1つの動きでたくさんのパーツにアプローチできたら嬉しいですよね。今回ご紹介するポーズはヨガレッスンでよく出てくる知名度も高いポーズ。そんなポーズを意識を変えるだけで腹筋にもアプローチできるので、その方法をご紹介します。
定番の前屈ポーズで腹筋を鍛えられる!
今回行っていくポーズは、アルダウッタナーサナです。「え?あのポーズで?」と思った方も多いかもしれませんが、アルダウッタナーサナは実に奥深いポーズなのです。
やり方
1)まず、ウッタナーサアから始めます。脚の後ろ側の伸びを気持ちよく感じましょう。
2)息を吸いながらアルダウッタナーサナになります。このとき指先はマットでも脚のつかめるところでも、どちらでもOKです。
3)その状態から両手を解放し、指を組みます。その手を頭の後ろに置きましょう。この時、おへそを背中に引き入れる感覚で腹筋を意識しないと上半身をキープできなくなってしまいます。両手を負荷にして、腹筋まわりを刺激します。
4)3~5呼吸ほどキープして、元のアルダウッタナーサナに戻りましょう。3回ほど繰り返してみます。
ポイントは、手を離したときも背中が丸まらないようにすること。また、通常のアルダウッタナーサナを行う時どうしても指先に体重を預けてしまいがちですが、腹筋を使う意識を持つようにしてみてください。
「やっとアルダウッタナーサナが分かった!」という声も
筆者が現在行っているオンラインレッスンでも、同じような練習を行った際、「今までのアルダウッタナーサナはどこがどう効いているのか、あまりパッとしないポーズだったのが、変わった!」というお声をいただきました。
アーサナには必ず一つひとつ意味があります。それを知った上で意識できるかどうかで効果が大きく変わります。せっかく貴重な時間を使って行うヨガであれば、意識を変えて効果を最大限に感じてみてくださいね!
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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