【座っているとすぐに背中が丸まる、姿勢が崩れる人】骨盤を起こせない人向けの定番骨盤エクササイズ

 【座っているとすぐに背中が丸まる、姿勢が崩れる人】骨盤を起こせない人向けの定番骨盤エクササイズ
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椅子に座っている時、あぐらをかいている時、体育座りをしている時、長座をしている時・・・すぐに姿勢が崩れてしまうお悩みを感じていませんか?これは全て骨盤を立てられない、立てたままキープできないことが原因です。骨盤を立てれば座り姿勢は良くなりますが、最初から正しい位置に骨盤を立てられる人はいません。今日は骨盤を立てる方向に動かすエクササイズをご紹介します。これができるようになれば、今までより座り姿勢は格段に楽になり、キープもできてヨガやピラティスなどのエクササイズにも役立ちます。ぜひ一緒にやっていきましょう。

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骨盤を起こせない人は骨盤が後ろに傾いている

座っている時に良い姿勢を保てない理由は骨盤が後ろ方向に傾いているからです。骨盤が後傾だと坐骨が床に垂直に当たらないため、不安定になります。また、背骨を床に対して垂直に伸ばすことができず、猫背を誘う姿勢になり、良い姿勢を保てなくなります。他にも骨盤後傾になることで、巻き肩やストレートネックなど他の部位にも影響を及ぼします。

骨盤後傾の人が最初から正しい位置に骨盤を立てることは難しいです。なので、まずは骨盤を「立てる方向へ」動かすことが何より大切です。この「骨盤を立てる方向」を実践すると骨盤を前方向に傾けていくことになります。最初は「腰が反っている感じがする」「前のめりになっている感じがする」と違和感を覚える方がほとんどですが、大丈夫、その感覚で合っています。骨盤が少しずつ動いていくうちに、体が骨盤の正しい位置を覚え、骨盤を立てやすくなります。ぜひエクササイズを通して骨盤を起こし、座り姿勢を良くしていきましょう。

【座り姿勢が苦手な人必見】骨盤を起こせない人向けの定番骨盤エクササイズ

1)肩幅より脚を広げて体育座りします
この時、坐骨を床につけるようにして座ります。さらに、カカトを床につけて滑り止めにしてください。

骨盤を立てる
photo by Minami Ito

2)骨盤を後ろへ倒します
太ももに手を添えて行うと体勢が安定します。背中から倒れるのではなく、あくまでも骨盤だけを後ろへ傾けてください。後ろへ傾けることで次の動きがやりやすくなります。

骨盤を立てる
photo by Minami Ito

3)骨盤を前傾方向へ立てる
2)の姿勢から骨盤を前傾方向に動かしましょう。この時、つけ根が縮んでいる感覚があるとOKです。5〜10回連続して行ってください。骨盤を後傾・前傾で動かしていくうちに、骨盤が立ちやすくなりますよ。

骨盤を立てる
photo by Minami Ito

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伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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