【夏のだるさ対策】「熱中症」に潜む「冷房病(クーラー病)」に要注意!見分け方と対策法

 【夏のだるさ対策】「熱中症」に潜む「冷房病(クーラー病)」に要注意!見分け方と対策法
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半田葉子
半田葉子
2022-07-27

2022年7月23日(土)〜8月6日(土)は「大暑(たいしょ)」一年の内で最も暑さの厳しい時期となりました。今年は梅雨明けが早かったこともあり、急な暑さに身体がついていかない方も多いのではないでしょうか。 今回は暑さと寒さからなる体調不良について、vegan菓子 ≪素果子|sugashi≫ 店主であり、腸セラピストとしても10年施術経験のある半田葉子さんが解説します。

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目次

1.「暑さ」が引き起こす体調不良
2.「寒さ」が引き起こす体調不良
3.「冷房病(クーラー病)」とは
4.「熱中症」とは
5.汗と一緒に奪われる「ミネラル不足」からの不調
6.熱中症・冷房病、どちらにも関係している「自律神経」
7.暑さ対策だけでなく寒暖差対策も心がけましょう

1.「暑さ」が引き起こす体調不良

太陽の光(紫外線)は、カルシウムの生成を助け、うつ病の抑制や幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの生成など私たちの身体に良い影響を与えてくれる大切な役割があります。

しかしその反面、夏の強い陽射は当たり過ぎてしまうと体温調整に支障をきたし、だるさや疲れを引き起こす原因にもなります。

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海水浴や屋外プール、学校の運動会の練習や炎天下での部活、陽射しの強いゴルフなどの後にぐったりしてしまった経験はありませんか。これらの原因のひとつとして、太陽に当たり過ぎてしまっていることが挙げられます。

また、太陽だけではなく室内の高気温による体調不良も夏の疲れの原因になります。原因や症状は太陽に当たり過ぎてしまっている場合と似ていますが、名称が違い、症状や原因に違いがあります。

2.「寒さ」が引き起こす体調不良

暑さ同様、寒さも体力を奪います。私たちの身体は、寒さにより体温が下がると、体内のエネルギーを燃焼させ体温を上げようとします。体温が1℃下がると私たちの免疫力は30%落ちるとも言われており、私たちの身体は体温を維持しようと寒さの中で常に体内のエネルギーを燃焼させ続けます。

体内のエネルギーを燃焼させるということは、体力が消耗しているということ。冬の方が痩せやすい(夏は痩せにくい)というのも、このエネルギーの燃焼量により言われているわけですが、冬だけでなく冷房下においてもこの作用が働いています。

3.「冷房病(クーラー病)」とは

そして、夏の暑さと冷房の寒さの「感度」を調整しているのが「自律神経」。自律神経が乱れると体調不良が起きます。

冷房病
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この暑さと寒さの環境に身を置くこを繰り返すことにより起こる自律神経の乱れは、「だるさ」といった倦怠感をはじめ、頭痛や食欲不振、不眠やうつ病など様々な体調不良を引き起こす原因になっています。

この冷房からくる体調不良を総称し、最近では「冷房病(クーラー病)」と言われるようになりました。※冷房病は医学用語ではありません。

現代人は空調管理がされている環境にいる機会が増え汗をかくことが少なくなり、急な気温の変化に対応しきれず体調不良になる人が増えました。熱中症や冷房病は昨今の気温上昇による温度変化の激しい環境も原因のひとつですが、私たちの自己免疫(発汗作用や自律神経の調整)の低下も大きな原因となっています。

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半田葉子

半田葉子

バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_



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