冷房生活で脚がむくむのはなぜ?【踏むだけ】ふくらはぎが一回りシュッとするむくみ取りとは
異例の早さでの梅雨明け・全国的な猛暑により、冷房の効いた部屋にいることも続いているでしょう。そうなると悩ましいのが脚のむくみ。夕方になるとむくむ、仕事上座りっぱなしや立ちっぱなしでむくむ方にぜひ試してほしいセルフケアをご紹介。
冷房生活でなぜ脚がむくむ?
脚のむくみは室内で長時間過ごすことによる運動不足や、冷えによる血行不良が原因とされています。人間には自律神経によって体温を一定に保とうとする機能があり、冷えると体温を逃がさないようにするために交感神経が働きます。交感神経が働くことで血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、心臓から一番遠い脚から血液が戻りにくくなるため、むくみとなって症状が現れてしまうのです。
第二の心臓であるふくらはぎ
心臓には身体全体に血液を送り出すポンプ機能がありますが、ふくらはぎにも心臓に血液を戻す同じような機能があると言われています。そのためふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれています。しかし、冷えることで筋肉が収縮するとその機能は上手く働かなくなってしまいます。
女性は下半身がむくみやすい?
女性は男性と比べて筋肉が少なく、基礎代謝量も低いとされます。特に、下半身は脂肪がつきやすく冷えやすくもあります。そのためむくみの悩みを抱える女性が多く見られます。
むくみ予防
- 設定温度を下げ過ぎない
- 冷房の風に直接当たらない
- 靴下やレッグウォーマーを着用
- 室内でも適度に運動をする
気温が高い日などは、熱中症の危険性もあるため冷房の使用は大切です。その上で冷えを最小限にできるような対策を取り入れていきましょう。
ふくらはぎを踏むだけ簡単セルフケア
脚がむくんだ、重だるいと感じた日はふくらはぎの筋肉をゆるめて血流をよくしましょう。
1)マットやベッドの上で四つ這いになる
2)左の足首またはつま先を右の膝裏にセット
3)足首を挟むように、おしりをかかとの方に下ろしてふくらはぎに圧をかける(乗せている足と同じ方の膝を外側に開くとお尻が下ろしやすくなることもあります)
4)20秒ほど圧をかけたらお尻を浮かせ、乗せている足を少し下にずらして、また同じように圧をかける
5)数回にわけて足首の方まで行う
6)もう一度膝裏に戻り、繰り返す
7)足首まで下りたら、反対足も同じように行う。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
門馬里菜
医療機関にて事務職として勤務する中でヨガと出会う。ストレスからくる体調不良をきっかけに人生を見直し、ヨガインストラクターへと転身。現在は仙台市と地元である南相馬市の2拠点でヨガを伝えている。【取得資格】IHTAヨガインストラクター2級/小顔フェイシャルヨガインストラクター/IHTAヨガインストラクター1級/RYT200
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