【夏のつらい冷え性を根本改善!ポカポカ体質に】意識すべき生活習慣と血行を促す「温活ストレッチ」
つらい夏の冷え性!外から温めようとしてもすぐにまた冷えてしまったり、冷えでなかなか寝付けなかったり。放っておくとさまざまな不調に繋がります。今回は日々の過ごし方で意識すべきことと、冷え性の緩和に効果的なストレッチをご紹介します。是非一緒に行ってみてくださいね。
私たちの体の「体温調節のしくみ」
私たちの体は無意識のうちに自律神経の働きによって、血液量を変化させたり、汗をかくなどによって体温を一定に保つような仕組みになっています。寒さを感じた場合は血管を収縮させて血液をあまり多く流さないようにします。そうすることによって体温を低く保ち、身体の熱を逃さないようにしています。反対に、暑さを感じた場合は血管を広げて血液の流れを促し、表面温度を上げ、発汗によって体温を下げようとするなどの働きが起こります。
冷えの主な原因
なんらかの疾患である場合をのぞき、体温調節機能が正常に働かないことによって冷えが起こります。体温調節機能が乱れる主な原因を3つご紹介します。
ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、月経や更年期などによってホルモンバランスに大きな変化が起こります。このホルモンバランスをコントロールしているのも自律神経のため、ホルモンバランスが乱れることで自律神経が正常に働かなくなる原因となります。
自律神経の乱れ
不規則な生活やストレスの影響などによっても乱れる自律神経の働き。特に夏は外の空気と室内の空気の大幅な寒暖差によっても自律神経のバランスが乱れ、夏の冷え性の原因となります。
筋肉量が少ない
筋肉が少ないと血流量も低下するため冷えやすくなります。また、筋肉による発熱もしづらくなります。日頃から運動不足の人も注意が必要なため、なるべく身体を動かすようにしましょう。
夏の冷え性対策!気をつけるべきこととは?
・冷房の効いた室内では上着を羽織ったり、靴下を履くなどの対策
・湯船に浸かる
・冷たい食べ物、飲み物の取りすぎに気をつける
暑い夏はついついシャワーで済ませてしまいがちですが、湯船に浸かってしっかり温めることも冷え性対策に最適です。また、口にするものは身体を内側から冷やす恐れがあるため、氷の入った飲み物などはなるべく避けて、常温の飲み物を摂るようにしましょう。飲み物の中でもコーヒーには利尿作用があり、身体を冷やしてしまうため飲み過ぎに注意です。野菜のとり方も、生野菜などのサラダよりグリルしてあるものやスープに入れたものがおすすめです。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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