【40代から眠れなくなってきた人に】眠りのスイッチを入れる「仙骨」を刺激する安眠メソッド

AdobeStock

【40代から眠れなくなってきた人に】眠りのスイッチを入れる「仙骨」を刺激する安眠メソッド

須藤玲子
須藤玲子
2022-06-16

40代、50代の更年期世代で多い悩みが、「今まではぐっすり眠れていたのに、なかなか寝付けなくなった」「熟睡できず、疲れが取れない」というもの。タイプは違えど、睡眠に関わる悩みを抱える人が増えてきています。そんな人のためのメソッドをご紹介。お尻の骨「仙骨」を刺激するだけで、誰でも簡単に習慣化できますよ。

加齢と睡眠の関係

不眠は、更年期に起こる症状の一つと言われています。なかなか寝つけない、夜中に度々目が覚める、朝早く目覚めてしまう、など、さまざまなケースがあります。これは、女性ホルモンの分泌の急激な低下により、自律神経のバランスに影響が出るためと考えられています。また、一般論として、40代50代は、家庭や社会生活における肉体的、精神的なストレスが増えると言われる世代。常に疲労感や心配事があり、なかなかリラックスできずぐっすり眠れない……。その結果不眠へとつながってしまうのです。

仙骨と安眠の関係

自律神経は背骨に沿うように通っています。活動に関わる交感神経は背中に集中し、リラックスや安眠に関わる副交感神経は首と仙骨にあると言われています。仙骨は、骨盤の真ん中にある逆三角形の形をした骨。筋肉や脂肪がつきにくく、骨に直接刺激が伝わりやすいことから、体の中でも特に効果的に副交感神経を刺激できる部分と考えられています。そのため、仙骨を刺激するとリラックスでき、安眠に繋がると言えるのです。

仙骨
骨盤(仙骨)/イラストAC
仙骨
仙骨の位置/イラストAC

仙骨を刺激するだけ!超簡単安眠メソッド

1.手足を楽な位置に広げ、仰向けになる。目を閉じて呼吸を整える。

手足をらくに広げた仰向けの体勢
1.photo by Reiko Sudo

2.鼻から息を吸い、手で床を押しながらお尻を少し床から浮かせる。口から息を吐き、脱力するようにお尻を床に下ろし、仙骨を刺激する。この動きを5~6回繰り返す。

お尻を床から浮かせる
2.photo by Reiko Sudo

3.手のひらを天井に向けシャヴァーサナでリラックス

シャヴァーサナ
3.photo by Reiko Sudo

ポイント

仙骨をほどよく刺激することで、副交感神経を優位に導きます。ベッドや布団の上などの柔らかい場所ではなく、マットやブランケットなどを敷いたやや硬めの床の上で行ってください。お尻を落とすときは強くたたきつけず、「ストン」と自然に落とすイメージで行いましょう。ホットパックや湯たんぽなどで、仙骨周辺を温めてから行うのもおすすめです。仙骨を中心とする骨盤の周辺には、子宮や卵巣などの臓器もあります。温めることで、冷えの解消はもとより、女性特有のトラブル緩和にも効果的ですよ!

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

RELATED関連記事

All photosこの記事の写真一覧

仙骨
仙骨
手足をらくに広げた仰向けの体勢
お尻を床から浮かせる
シャヴァーサナ
facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する