【意外】腰痛は腰じゃなくて”前もも”をほぐすと治る!?前もも張り・反り腰がみるみる変わるほぐし術

 【意外】腰痛は腰じゃなくて”前もも”をほぐすと治る!?前もも張り・反り腰がみるみる変わるほぐし術
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腰をさすっても取れない痛みや違和感があれば、その原因は前太ももの硬さによる反り腰にあるかもしれません。前太ももの張りと反り腰の改善ヨガストレッチで不調を改善しましょう。

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前太ももの硬さが腰痛の原因?反り腰との関連は?

最初に、反り腰とはどんな状態でしょうか。反り腰とは、本来ゆるやかなカーブを描いている腰の骨(腰椎)が極端に反った状態です。骨盤が過剰に前に傾いた姿勢は腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす可能性があります。

反り腰
イラストAC

反り腰と前太ももの関係

反り腰の方は骨盤が前に倒れているため、重心も前に傾きます。そこで負荷がかかるのが太ももの前側の筋肉です。腿前の筋肉である大腿四頭筋の中でも大腿直筋は骨盤の前面についている筋肉のため、腿前をほぐさず硬いままだと骨盤が前に引っ張られて傾き、無意識のうちに反り腰となり腰に負担がかかり、腰痛を引き起こすことが考えられます。

太もも
イラストAC

また、反り腰が原因で考えられる不調は腰痛以外にも様々あるため、反り腰をそのままにしないことが大切です。

・腰痛、背中痛
・ぽっこりお腹
・太ももが張る
・下半身のシルエット崩れ
・むくみ、下半身太り

反り腰になっていないかチェックしよう

壁に頭・背中・お尻をつけて真っ直ぐ立ちます。壁と腰の間に手を入れて、手がすぽっと入り余裕があるようでしたら反り腰の可能性が高いといえます。仰向けで寝ても同じチェックができますので、腰の違和感がある方は反り腰が原因でないかまず確認しましょう。

前ももの張り、反り腰を緩和して腰痛解消

前ももや腰まわりの筋肉をほぐし、反り腰を改善して腰の痛みの解消に繋げましょう。不安や違和感のあるポーズはゆるめたり避けたりして大丈夫です。動きのあるものは3~5回、動きのないものは20秒~30秒キープします。体を痛めないように、気持ち良く呼吸ができる範囲でくり返し行ってください。

①仰向けになり両膝を立てます、脚は腰幅やラクな幅にします。手のひらを床に向け、腰と床の隙間に手を敷きます。息を吸ってお腹を膨らませて両手も腰で押すように意識します。息を吐いてゆるめます。

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②うつ伏せになり、手で枕をつくりその上におでこを乗せます。上半身はそのままで両膝を曲げ、両足を右側に倒しやさしくねじります。体を正面に戻し、右脚はそのまま、左脚は真っ直ぐ伸ばし左足の甲を床に着けます。右手で右足首を掴んで右の前ももをストレッチします。余裕があれば上半身を少し起こします。反対脚も同様に行います。

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③四つん這いになります。右足裏を手と手の間に、右膝を90度に曲げます。左脚を真っ直ぐ後ろに引き、左脚の付け根の伸びが心地よいところを探します。両手を右太ももに添え上半身を起こし、左脚の付け根を伸ばします。反対脚も同様に行います。

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④もう一度仰向けになります。両膝を胸に近づけ両手で両膝を抱えて腰をゆるめます。

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反り腰のチェックからほぐし術まで、動画で確認したい方はこちら

 

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AUTHOR

小野田貴代

小野田貴代

ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。



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